料理15 怠学②

日々スポーツとバイトに明け暮れ、毎日を過ごしていました。

ロードの営業時間はAM2:00まででしたので、

片付け終わって店を出る頃には3:00を回っています。

家に帰って寝て、朝起きて1限の授業に出るというのは若い時分にはとてもじゃないけど無理な話でした。

普通に帰ればまだいいのですが、半分くらいは本店に行ったり、

小金井の朝までやってる飲み屋に行って飲んでたり、

その飲み屋(主に鬼無里)の人たちとまた国分寺の飲み屋に行ったりとかしてたので、

学業はますますおろそかになっていくわけです。

 

秋に教育実習がはじまりましたが、

満員電車に乗るのが嫌で嫌で、

小平から世田谷までスクーターで行きました。

2日目、スクーターを停めた等々力公園からまったく足が動かず、

公園でBMXに興じる人たちを1日ぼーっと眺めていました。

私は初日に1回行ったっきり、

附属校での教育実習に行くのをやめてしまいました。

 

自分は、何がしたいんだろう…

とかそんなかっこいいことなんかこれっぽちも考えていなくて、

あー、めんどくせー

とずっと思っていました。

(続く)