夏休みの読書5

軽装版 神の守り人 下 帰還編 (軽装版 偕成社ポッシュ)

軽装版 神の守り人 下 帰還編 (軽装版 偕成社ポッシュ)

主役のバルサやタンダはともかくとして、
脇役たちがすごいことになってます。
なんでまぁここまで書けるんでしょう…
脇役にまで感情移入するのは実に稀です。
それが一人や二人じゃないんだもの。
とっても魅力的な方々ばかりで…
サイドストーリーがいくらでもできそうな感じです。


それとやはりこの人のえがく世界観はすごいです。


エジソンの言葉―ヒラメキのつくりかた

エジソンの言葉―ヒラメキのつくりかた

エジソンの遺した名言集。
じゃないですね。
エジソンは子供のころからのメモ魔だったらしいです。
彼が残したメモや日記はなんと500万枚。
このメモを整理・分類・解析するのに国家的なプロジェクトを組んであって、
1978年からはじまり、その終了予定が早くても2015年だそうです。
亡くなってから何年たってるんだっちゅう話です(笑)
そのメモの中からや、それこそ記者などに語った名言集(64個)です。



おもしろいです。
エジソンの人となりがわかります。
付箋だらけになってしまいました。


「天才とは1%のひらめきと99%の努力の賜物である」
というのは有名な言葉ですが、
どうも本来一般に使われている意味とは違うようです。
一般的には、「1%しか才能がなくても、99%の努力でなんとかなる」とか、「努力に勝る天才無し」とかいう感じですが、
エジソンのメモには…


「最初のひらめきがよくなければ、いくら努力してもダメだ。ただ努力だけという人はエネルギーを無駄にしているだけなのだが、このことをわかっていない人があまりにも多い」
だそうです。
「ひらめきを得るためにこそ努力が必要だ」ということが言いたかったのだそうです。


そして、この本には、いかにしてその「ひらめき」を得るか、ということが、エジソンの言葉や行動、スタイルとともに語られています。


いや、まさに努力の人であるんですけどね。