参観記③

またまたテルさんが参観しに来てくれたのでそのフィードバックをいただきました。
しかし・・・この日は、昨夜研究紀要の原稿を校正していて、
睡眠時間2時間、朦朧としたまま授業やってました。
実にいいかげんな学習でした。
いやいや恥ずかしい。
ではまたまた転載です。
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本日もKAIさんのクラスを見学させていただきました。


一時間目の課題は「作家の時間を初めてやる人への紹介文を書く」というものでした。自然に流れるように下書き・修正をしてから、原稿用紙に一時間で完成させる手腕はさすがだなあと思いました。



内容はみんなのそれぞれが「作家の時間」が好きだという気持ちが伝わってくるいい文章だと思いました。もちろん「作家の時間」の特徴が簡潔によく伝わってくるものでもありました。僕が「作家の時間」を提供する機会があったら、最初のミニレッスンで子どもたちに読んであげたい文章であると思いました。「書くことが好きになった」「書く力がついた」このような声がたくさんありました。他には「考えることが好きなった」「考える力がついた」という声もありました。思考は言葉の流れだと思います。書くことは考えることでもある。一年間「作家の時間」で書きたいことを書きたいように書いてアウトプットしてきたから「考えることが好きなった」「考える力がついた」のだと思います。書くことが好きになって書く力がつく、しかも考えることが好きになって考える力もつくって、ほんと素晴らしい教育。



3時間目の文学サークルでの振り返りで、「だれが君を殺したのか」のグループの子たちは、10分間ノンストップで書いていました。止まらない。思考が溢れ出ている感じでした。



ミニレッスンはコネクターについてでした。話し合いは「これだけは話したいこと」を決めてからはじまりました。カラフルのグループはたぶん最初に読んできたところのあらすじを確認していたと思います。誰がどうして、こういうことがあって、それからこういうことがあってと。もう話も終盤に来ていて、一人ひとり予想をたてているグループがありました。「だれが君を殺したか」のグループはとくに話し合いが盛り上がっているように見えました。どんな話か読んでみたくなりました。



2時間目の算数は、
テスト返却で、解き直しでした。
「割合」で難しいところでしたが、
「学び合い」助けあってみんながんばってました。
助け合うことが自然で身についている感じがしました。


4時間目が作家の時間

生活文を一つは提出することが課題でした。ミニレッスンは友だちの生活文の共有でした。詩的だったりしてステキな文を書ける子もいて、いいなあと思いました。

今日は作品を通してコミュニケーションをとろうと思っていたのですが、あまりできませんでした。タイミングつかめなかったというか、少し残念。A君に「宇宙好きなの」と聞いたくらいでした。「ちょっと宇宙に興味がある」と答えてくれました。子どもたちの作品、読んでみると本当におもしろい。物語ならちゃんと事件が起こる。連載なんかはもうおもしろいところで終わる。なかなか話して伝えるのは難しいですね。いきなり作品について話せませんでした。だからラブレターなんですね。反省しました。

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どうもありがとうございました。
また来てね☆