イエナプラン

最近読んだ本。


小太郎の左腕

小太郎の左腕


和田竜三作目。
のぼうほどではないが、おもしろい。
「弩」とおなじく、戦争の狂気を今度は少年の姿を通して訴えてくる。
中世農村帰属型武士たちの生活や戦を最近立て続けに読んでいるが、
この時代のおおらかさとかつつましさとか、大大名のお話にはない、
人間臭い内容が私は好きだ。
「悪党」とか「野武士」とか言われる人たちもおもしろい。
なんにせよ、この時代は農村に力がついてきた時代のなので、
一般民衆の剛毅さ(豪気さも)が頼もしい。



おしえてウルトラマン

おしえてウルトラマン

うんうんと思わずうなづきます。


オランダの個別教育はなぜ成功したのか イエナプラン教育に学ぶ

オランダの個別教育はなぜ成功したのか イエナプラン教育に学ぶ


イエナプランです。
ドイツ生まれ、でも発展したのはオランダ。
心にストン落ちることの連続です。
今まで自分がやってきたこと、考えてきたことは、
ほぼこれでかたがつくと思いました。
社会に出て役に立たない教育は学校でやる必要はないと思います。
そして、本当の学び方を教えていきたいと思います。
書くこと、読むことにしても、今自分が(大人が社会で)、
やっていない書き方、読み方を学校で教えても意味ないと思いませんか?
今学校じゃそういうことのオンパレードです。
役に立たん。
子供らが、社会に出て、有能な担い手となり、
幸福かつ平和な世界を創り上げていけるようなそういう人たちを育てたい。
学力必要なし。
学力を獲得するための方法を学ぶ必要あり。
その方法は人それぞれ。
自分のスタイルがある。
学び合いだけじゃダメ。
自分のスタイルを見つけること。
それが学校での役割だと思う。
もっと言えば、学力得るために学校行ってんじゃないっていうこと。



思いっきりパーソナルアプローチですが、
ぼくの教育観の一つであります。



このイエナプランをどうにかこうにかする会が、
先日入間で産声をあげました。
まずは一歩。
これからです。


HT!


講演会のお知らせ
http://akirawebjournal.weblogs.jp/akira_web_journal/2010/01/%E5%AD%A4%E7%8B%AC%E3%81%AA%E7%A7%81%E3%81%9F%E3%81%A1%E3%81%AF%E3%81%93%E3%82%8C%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%A9%E3%81%86%E3%81%99%E3%82%8C%E3%81%B0%E3%81%84%E3%81%84%E3%81%8B.html