清里実踏

2日間清里に移動教室の実踏に行ってきました。
雨にたたられ散々な行程でしたが、すべての任務を終了し戻って参りました。


うちの学校は学年の意向が尊重され、
移動教室で行うことはその学年にほぼ任され、
前例とかまったく気にしなくていいのがいいところ。
泊まる場所だけが市の施設を使わなきゃいけないので、
場所だけが制限されます。
そして市の施設は「清里
清里と言えば「日野春」がチョー近いじゃないですか!!


移動教室のコンセプトは、
「状況を的確に判断し、主体的に行動し、自分の役割を果たすことができる子ども」
これは、4月当初に担任連で考えたプログラムデザインの目的でもあります。
これをそのまま移動教室にも当てはめます。
4月当初は、このプログラムデザインを達成するために、
移動教室ではどのような目標にしたかというと、
「自分たちで係の計画をたてることができる」
「自分たちの行動を状況に合わせて選択できる」
です。
若干の修正は必要ですが大体はこんな感じで進めるつもりです。



学年で一年間一本の筋が通っていることは絶対必要です。



これに向けプログラムは…
「集団での判断力」重視になります。
昨年はほぼ観光旅行のようなピザ作り、ほうとう作り、魚釣り、クラフト、飯盛山登山、キープの環境プログラム、飯盒炊爨、カレー作りと何が目的だったのかよくわからないプログラムでしたが、
今年は一変します。

一日目、全員で日野春の国際自然大学校でPAを使ってチームビルディングを行います。
ここでは、「チームチャレンジ」
チームでいくつかの課題をクリアしていく過程を通して、
チームとしての判断力を養うチームビルディングを行います。


二日目は、4つのコースに分かれて「パーソナルチャレンジ」
自分で自分のチャレンジレベルを考えてコースを選択します。
体力的なリスク、精神的なリスクを考えて選択します。
一つは「権現岳(2700m)登山」
二つ目「天女山〜川俣川沢下り」
三つ目「飯盛山〜キープ環境プログラム(野の物を喰らう)」
四つ目「プロジェクト・アドベンチャー・ハイエレメントチャレンジ」
です。
それぞれ精神的リスク、体力的リスクのマネージメントは考えてあります。
権現岳が一番きついかな。


三日目は、グループチャレンジにもどって、
宿舎から清里駅までの自由行動になります。
キープの中の遊歩道を歩き回ってもらいます。
時間とチェックポイントだけ設定して、
何をやるかは子ども達が考えます。


と、こんな感じです。
PAを使えるのがラッキーでした。



9月実施後の報告をお楽しみに。