チャレンジクエストin清里振り返り④

4人目です。
こんな調子じゃ数ヶ月かかりそうですね。

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「学んで生かす」                                  
 清里ですごく印象に残ったのは、1日目と3日目です。
 1日目でのプロジェクトアドベンチャーの私達の目標は、「人の話を聞く&とにかくやってみる」でした。私は、清里のテーマでもあったので、責任をもってやろうと思いました。だから、自分の目標に、「人の話を聞いていない人に注意する」と書きました。実際に私は、聞いていない人には、
「今、話しているよ!」
とか言いました。でも、少し強く言っちゃって、傷つけちゃったかなぁ、とすごく後かいしました。だから、そのあと、言い方に気をつけました。そうしたら、しょげていた○○も、だんだん元気になってきて、その時から、みんなのふんい気が良くなって、言い方を変えるだけでこんなに変わるんだぁとびっくりしました。いつも気をつけようとしているけど、つい口調が強くなってしまうので、もっともっと言葉を選んだり、口調に気をつけることを生活の中で意識していきます。それはとてもむずかしいことだと思うけど、それができれば、人間関係がすごく楽になると思います。おたがいが、気持ちよく過ごしていけるようにしていきたいです。
 三日目は、フリーウォークで、みんなのいいところを見つけられました。△△はすごく友達思いで、□□さんに、
「荷物、交かんしようか?」
と言ってあげていました。私は、□□さんが、重そうに荷物を持っているのに、「おそいなぁー、大丈夫かな、こんなんで」って思っていて、なんだか自分がはずかしくなりました。だから、「どうしよう、△△だけでも大変だし…。」と思って、考え、考えってほどでもないけどひらめきました。そしてみんなに、
「交たいで持とう!」
と言いました。その時、なんだか幸せな感じがして、すごく気持ちよかったです。◇◇は、みんなを盛り上げてくれて、☆☆ちゃんは、一度も弱音をはかずに、□□さんの重い荷物をしょっていました。本当に、みんな自分らしく相手のことを考えているなぁと、なんだかすごくうれしかったです。幸せな時間をありがとう。みんなから学んだことを、これからの生活で生かしていこうと思います。

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振り返りジャーナルで、体験学習サイクルについては、それはもうしつこいくらいに徹底的に説明をしました。振り返り(プロセッシング)というものができなければ、いくら体験を積んでも意味はありません。体験から意味や価値観を創り出すことは出来ません。振り返りのない体験は、ただの「思い出」です。だから、子供たちの振り返りの中からは、「楽しかったです。」なんていいう言葉はほとんど出てきません。