親子PA

昨日はお隣の地区の小学校へPAの講師を依頼され出かけてきました。
昨日は土曜日、休日です。
東京都は、石原知事の肝いりで、
「道徳地区公開講座(全学級地域にまで公開が原則)」なるもので、
道徳教育の充実を図ろうとしています。
その是非はここでは問いません。




さて、その道徳の公開授業の後、
保護者対象に何かやらないといけないのも決まっており、
そこでいろいろと学校は企画を立てるんですが、
まぁたいていは懇談会、ちょっとがんばって講師を呼んで講演会といったところです。
でもこの学校はおもしろくて、
休日に公開し、その後、親子で何かやるというコンセプトのようです。
昨年は日本レク研の方を呼んで親子レクをやったそうです。
んで、今年は…プロジェクト・アドベンチャーとうことです。
なんで今年はPAを?という話は長くなるので割愛…人のつながりっておもしろいということで…。




与えられた時間は1時間10分。(実際は1時間5分でした)
対象は1年から6年の児童100人プラスその保護者、学校の先生、地域の人等合わせて200人弱。
この学校は単学級の小規模校です。
さてさて、この人数とこの時間とこの年齢層の幅の広さ、
どうしたものかと考えましたが、
中心は子供向けにということで考えてみました。
テーマは「人とかかわる」ということを提示されていたので、
以下のようなアクティビティ・リストです。


1 自己紹介
2 目的と目標の提示
3 たのも〜
4 エレベーターズ・エアー
5 猛獣狩り
6 コモンセンス(共通点をさがせ)
7 カテゴリー
8 Cゾーンチェック
9 フープリレー(5チームに分かれて)
10 振り返り


肝は7と8。
ここの展開は自分でも気にいっています。
人とかかわることの最低限必要なこととか、
このあいだのAKIRAの講座から頂戴した、
「視点を変える、視野広げる、視座を高める」ということもからめることができます。
今度どこかで機会があったらやらせて下さい。




フープリレーは時間の関係で、
一回試し回しをし、マイナス15秒で目標設定して、
1分間の作戦タイムの後、チャレンジ。

振り返りは、「頭の中で&家に帰って親子で」ということで観点だけ伝えました。
1 目標に向かっているとき、チームの中にどのような言葉が聞こえましたか?
2 自分がくぐっているとき隣の人は何をしてくれましたか?
3 隣の人がくぐっているとき、自分は何をしましたか?
4 向こう側で誰かがくぐっているときに、自分は何をしていましたか?



短い時間でしたが、内容のぎゅっと詰まったいい時間になったと思います。
実はこれと似たような事を、先週に6年生全員(83人)を相手に自分の学校でやっていたので助かりました。
こちらは移動教室に向けての取り組みです。
7と8だけを使って、「人とかかわる」ということについて考えさせたこちらは45分のプログラムです。



けっこう大人数、短時間にも自信がつきました。