正義のミカタ

正義のミカタ―I’m a loser

正義のミカタ―I’m a loser



私は本多孝好さんの大ファンです。
「MISSING」が出版された時は驚愕しました。
それ以来ずっと読んでいますが、
この人は寡作で年に一冊ペースでしか出版しないので、
追いかけるのが楽です。



さてこの本、105円で出ていたので購入しました。
今までの作者とはちょっと違った感じで違和感が…
でも、やはりぐいぐい引き込まれて行くのはおんなじで、
いろいろと考えさせられました。



「正義の味方」じゃなくて「正義の見方」ということか…
と、読後に気付きます。
作中に登場するいわばこれがメインである「正義の味方研究部」、
こんな形のものって、よく子供たちに自由に係を作らせると出てきます。
なので…最後はちょっと複雑な気持ちになりました。



意味が分からないと思いますがこれ以上はネタばれになるので…
オススメです。