まほうのスープ

まほうのスープ

まほうのスープ


今年の学校図書購入では、
森絵都あさのあつこ赤川次郎岡田淳上橋菜穂子山中恒ロアルド・ダールなどなど…
そして、ミヒャエル・エンデをがばっと購入しました。
エンデの「モモ」「はてしない物語」「ジムボタン」シリーズ等々、
全出版物を購入しました。
うちの学校の図書室って、ほんとなんにもないんです。
どれもこれも説教臭い物語や勉強やらせるための本ばっかり…
先生が選ぶとたいていこうなりますね。
子供に伝えたいことがどかんと書いてある本を選んじゃう。
そんな本、たいてい子供は選ばない。
伝えたいものがあるなら、
上手に物語の中で感じられるような本にしなきゃね。
読んだ後で、自分で思い返して、
あーそうだな、これってそういうことか…
って気付かなきゃ意味ないよね。
んで、人それぞれその感じ方は違うわけで、
それをまた交流するのがおもしろい。
読む前からこれはそういうことについて書かれた本だ、
ってわかっちゃ面白くない。


んで、この本。
エンデの物語はおそろしく長く、ひーっ、無理!!ってみんな躊躇しちゃうんだけど、
このお話は絵本のような物語のような本です。
30分で読み終わります。
書かれている内容は…


ピース・メイキングを考えさせるにはいい本かもしれません。
エンデの皮肉たっぷりな、風刺絵本のようなものではないでしょうか??