体力調査

ニュースを見ていたら、今年の体力調査のことを言ってました。
23年前をピークにして、下がり続けているそうです。



学校教育の限界です。



この結果を受けて、また文科省あたり、東京都教育委員会あたりが何やら策動して、現場に何か押しつけるんでしょうが…
限界ですよ。




だってこんな調査する前から、みんな(国民の皆様)はこの結果知ってるでしょうに。
調べるまでもなく、みんな予想できるでしょうに。
調査結果を抽出してニュースが伝えていました。


朝食を食べている→運動能力高い
テレビゲームしている時間が長い→運動能力低い


はい?
調査しなきゃわかんない???????



さて、対策です。
これはハッキリ言って由々しき問題らしい。
何ときゃしなきゃいけないらしい。
23年前の教師もそう思ったはずなんです。




たぶん…



一番がんばっているのは現場の教師たちだと思う。
23年間頑張ってきたと思う。
それでも学校教育のせいだというなら受けて立つ。
一番声高に「なんとかせにゃいけない」と叫んでいるところが、
一番の元凶になっているようにしか思えない。
この問題に向けて今まで23年間一番努力してきたのは学校だと思う。
昔の先生たちに比べれば、今の先生たちの体育の授業は数段上をいく。
新規採用者の授業だってはるかに上だ。



原因ははっきりしている。
けっして学校教育ではない。
分かっているのになぜ何もしない。
それは本当にこの問題が由々しき問題だと認識していないからだ。
いや、問題化したとたんに、何かがうまくいかなくなってしまうからだ。
どこかが不利益をこうむる。



だから…



この問題の対策を、同門の文科省教育委員会、教育公務員、そいつらが働く学校に押しつける。
それで対策をはかったつもりになっている。
うちわに押しつけて外面はいい顔している。
声高に叫ぶところには何も言えない。

でも…



この問題って、本当に「問題」なの?
子供の体力低下問題って、
本当に何とかしなきゃいけない「問題」なの?