瑞牆山

昨日は瑞牆山に登ってきました。
日本百名山です。
稜線伝いに富士見平の鞍部をはざまにして、
同じく百名山金峰山とつながっており、
手軽に登れる山として有名なお山です。
でも、2230mある山で、
しかも岩峰なのでそれなりの準備は必要です。
残雪が心配でしたが、ネットで調べたら「頂上に少し」となっていたので、
意を決して朝の4時に出発進行!!




渋滞もなく順調に登山口に到着。
かなりの車が停車しておりすでに満車で道にあふれています。
登山口の瑞牆山荘。


登山道入り口


まだまだ新緑にはほど遠く、目に鮮やかな…とはいきません。


全歩行行程6時間弱とガイドブックには。
しかし、いきなりの急坂です。
樹林の間から遠くに山容が見えます。
まさに岩峰。



小一時間で富士見平。
山小屋と野営地があります。
地元の高校生たちが多数野営していました。
山岳部ではなかったようですが、
移動教室かなぁ…?
だとしたらさすが山梨です。



途中、川を渡渉するところがあったのですが、
ここ、増水したらどうなるんだろう…??



川を渡ったところに、巨大な岩が転がっていました。
その岩、おもしろいことに、なんと真っ二つ。
稲妻のような割れ目が…

おもしろいですね〜
その巨大さがよくわからないのでこれどうぞ。
割れ目に人がいるのがわかりますか??



岩峰なので、巨大な石がごろごろしています。
そして、その巨大な石には必ず…


つっかえ棒が(笑)
さきほどの割れ目石にはこんな感じで。


登山者の茶目っ気ですよね。



川を渡ってからはもうひたすら登って登って登って…
いつまで続くの??という感じで登っていきます。
足元は岩だらけ。岩登りです。
とちゅう、雪や氷もところどころに見えてきます。
下山者からの情報によると、頂上直下はアイスバーンとのこと。
ちょっと不安がよぎります。




これが大やすり岩。
頂上直下の大岩です。
写真じゃちょっと迫力が伝わらないでしょうが、圧倒されます。



さて頂上直下。
のこり10分というところでストップです。




雪じゃないっす。
アイスバーン、凍結です。
用意のいい人たちは、軽アイゼンを付けて登っていきます。
無しでは命の保証はできないとのこと。
うーん、思案のしどころ。



しかし、しばらくみていると、
アイゼン無しでも降りてくる人たちがいます。
その人たちからも情報収集。
20分くらい行き来する人をながめて、
アイゼン無しでも登っている人たちがかなりの数いるの見極め、
コースの状況を十分仕入れて、
なんとか行けそうな気がして…
レッツゴー!!
チャレンジです。



登りはなんとかできましたが、下りはかなり怖いものが…
まぁ、何はともあれ頂上です。




これは八ヶ岳



これは南アルプス、その右奥にかすかに中央アルプス



富士山。


おとなり、金峰山



頂上直下、先ほどの大やすり岩。
すごい高度感です。



さて氷の下り。
慎重に歩を進め、なるべく樹林の中を歩き、
かかとをたたきこみながら歩きます。
(たたきこめないけど…、気休め)
なんとか無事降りてきましたが、
こういうことはやっっちゃあいけませんね。
真似しないように…。



頂上の見えるところでお昼ごはん。



下りは登りの半分ちょいの時間ですみました。
渋滞の高速をさけ、柳沢峠回りで一般道をひた走り、
途中、丹波山の「のめこい湯」で汗を流し、
無事日帰り登山の完了です。



今日は激しい筋肉痛です。。。
膝も痛いです。。。