平成20年度10月3日の学級通信

次の号は、自由研究のコンクールのアンケート結果発表でした。
思いっきり個人情報なのでカット!!



次の号は、漢字テストとその練習方法についてのお話です。
私には漢字テストにはひとかたならぬ思いがあり…
ま。これも近いうちにいつか…
(という言い方をした日には二度都語られる日はないと思っていい)
と言うのも二度目(笑)



小学校で習う漢字なんて、
大人になりゃ誰だって使えるようになる。
必要に迫られた時に、自然と覚えるもんだ。
ということで、小学校のうちは、
漢字テストで「学び方を学ぶ」ことを優先しています。
でも、最終的に、結果は付いてきますけどね。
体験学習法で回すのです。


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  もぐらのさんぽNO‘30


❍❍市立❍❍小学校五年三組学級通信 H20.10,3


       第1回 漢字テストの結果 



 「結果よりも過程」だと先生は思っていますが、一応採点の集計が出たので知らせておきます。第1回目(ドリル7)のクラス平均点は・・・


      80、2点


でした。
かなりの高得点だと言えます。
対して、「過程」のわかるみそ学の提出率は68%(19人提出)でした。
そのうち毎日取り組んだのは4人でした。
先週の金曜日に、漢字学習の進め方を1時間使って行いましたが、
残念ながら意味をわかってくれて取り組んだ人はほんの数人でした。
❍❍は、毎日自己テストをして、丸付けし、修正して練習していました。
❍❍は、自分の弱点をてってい的にくり返して練習していました。
❍❍や❍❍や❍❍や❍❍も練習方法をしっかりとつかんでいると思います。
すでに取り組み始めていた人や、
練習しなくても覚えているから練習しなかった人や、
毎日しなかった人もいると思います。
それはそれでOKです。



 さて、漢字テストはこれから毎週金曜日に続けて行います。
本当の力になるためには、毎日のけい続的な学習が必要になってきます。
漢字学習の目的は、「漢字を使えるようになること」です。
これが本当の力です。
けっしてテストで良い点をとることが目的ではありません。
それは目標です。
使えるようになるための目標です。
その目標は、自分にあったものにしなければいけません。
100点の人もいれば、50点の人だっています。
そして、大事なのは、
その目標に向かって、いかに自分が真剣に向き合い、努力したかなのです。
だから先生は、「結果よりも過程」が大切だとよく言うのです。
目標に向かって、自分がどう向き合い、どう取り組んだか、
その結果テストがよくなった、ダメだったということからも学べるのです。
漢字を覚えることも大事、
その覚える時に、自分はどうやっていたのか・・・
これを学ぶことも大事。
「やらされ宿題」より、みそ学を取り入れたのも、そういう意味があるのです。
「学び方を学ぶ」のです。




 みそ学を取り入れてから、
まだ一度も出していない(やっていない?)人も数人います。
おもしろいことに、そういう人たちは、
みそ学前のプリント宿題も出していなかった人たちと同じなのです。
先生は、「やれ!」とは絶対に言いません。
事実、一度も日々の宿題(過程学習)を、
「やってこい」とか「残ってやれ」とか言っていないと思います。
「やれ!」と言ったしゅん間に、
その人の学びをうばってしまうことになるからです。
だからずっと待ってます。



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文中に出てくる「みそ学」というのは、
家庭学習のこと。
自学です。



命名はゴリ岩瀬。
お借りしたまま本家は使わなくなった(笑)



最後の一文はいまだにこだわっています。