中田永一(乙一)

2学期後半、学芸会からの研究授業2本、通知表という激務の流れの中、
現実逃避に本を読んでおりました。


乙一さんが大好きで、ほぼすべて読んでいるのですが、
中田永一」という名前で書いているのは知っていたんだけど、
どんなもんじゃろと思って読んでいなかったのですが、
偶然、本屋で平積みされているのを見て、まさに「逃避」の旅へ(笑)



で、結論。
やはり「天才」。
あー、そんな暇はないのに、続けざまに3冊(3冊しか中田永一名義はない)読んでしまいました。
まず1冊目。これでノックアウト。


百瀬、こっちを向いて。 (祥伝社文庫)

百瀬、こっちを向いて。 (祥伝社文庫)


続けて2冊目。

吉祥寺の朝日奈くん (祥伝社文庫)

吉祥寺の朝日奈くん (祥伝社文庫)


そして3冊目。

くちびるに歌を

くちびるに歌を

乙一らしさが満載です。
ぜひ読んでみてください。
子どもにもすすめてみましたが好評です。
「えーっ!」とか「えっ?」とか「そうきたか!」とか「ズキューン!」とか「グッ」とか…そんなことの連続で、
そして、すべてがあたたかい。ほんとあたたかい…。
(上から2冊は短編集です)

冬休みということで、上から2作は映画になっているので、
さっそく「百瀬、こっちを向いて」を観てみました。

百瀬、こっちを向いて。 [DVD]

百瀬、こっちを向いて。 [DVD]


やっぱ、本がいいです。
乙一の言い回しは「映像不可能」ですね(笑)
でも、映画も映画でいいです。
ももクロの百瀬はいまいちイメージとはほど遠かったですが…)


「百瀬、こっちを向いて!」の言葉の使いどころが両方とも違うのですが、
映画もどっちもいいです😄
泣いちゃいました。


「吉祥寺の朝日奈くん」も映画化されてるようなので、
冬休み中に観たいと思います。

吉祥寺の朝日奈くん [DVD]

吉祥寺の朝日奈くん [DVD]


くちびるに歌を」は、来年の2月、新垣結衣主演で公開らしいですよ。