第73回西多摩PACEの報告というか、今年の西多摩PACEの計画です。

1月のPACEは、西多摩PACEのワークショップデザインと銘打って、
今年の西多摩PACEで何やるか、どうやるか、について話し合ってみました。
その中でいくつか決定したことがあるので、ご報告します。
今年の運営方針です。



まずは、今までやってきたことの整理です。

①「西多摩PACE◯のゲーム祭り(◯には季節が入ります)」(季節ごと)
 これは、ファシリテーターレーニングの場です。
 参加者の中からファシリテーターを募り、互いにフィードバックし合います。
 西多摩PACEのメインの活動になります。


②講師を招聘してのワークショップ(随時)
 アドベンチャー教育や体験学習法の実践者、またはいろんな業界のイノベーターの方々をお呼びしてのワークショップです。
 今までにたくさんの方々にきていただきました。
 そのラインナップは、アドベンチャー教育の学習会では群を抜いていると思います。


③「ダラダラシリーズ」(随時)
 講師にすべてお任せのワークショップ。
 講師のやりたい放題の企画です。
 これまで、ゴリとせいこさんにやっていただきました。



④夏の野外活動×アドベンチャープログラム
 夏は外に飛び出して遊びました。
 青梅・奥多摩の企画では、業者さんの既存のアウトドアプログラムを業者さんと一緒にアドベンチャー仕様にデザインを変えて企画してみました。
 北岳も登ったね。



以上、こんな感じでやってきました。
さて、既存の企画の今年の計画。
ここからメモ必須。
予定をメモっといてくださいね。



①は、「西多摩PACE春のゲーム祭り」が、3月29日(日)に開催されます。
狭山市市民交流センター第5学習室で、午前9時からです。
告知は今しばらくお待ちください。
そして、この日の午後は、新企画が予定されています。
これについては後段で。



②は、次回の第74回西多摩PACEで、富士ゼロックスKDIフューチャーセンターの荒井恭一さんをお呼びして開催します。
 それ以外に考えている講師の方々をみんなで出し合い、なんとかお呼びしようということになっています。かなりな大物の名前も…(笑)



③は、一人というか、一組予定しています。
 「ダラダラゴリ」「ダラダラせいこ」に続く第3弾は「ダラダラーメン」(笑)という名前になると思います。
 新年度、ちょっと落ち着いてからの予定です。



④は、今年は夏に「島」に行きます。
 前々から考えていたのですが、震災でお流れになったり、日が合わなかったりでなかなか実現できませんでした。
 コーディネーターはたかし。りょうちゃんもやってくれるよね。
 かなりアドベンチャーな壮大な企画になると思いますので覚悟しといてください。


というような感じで、今までのPACEでやってきたことの新たな計画は立ちました。


さて、ここからが本題。
この4つのシリーズにプラスして、今年は新たなシリーズを展開します。
名付けて…





うまい名前が思いつかない…





やめた。





いや、企画はやるよ。



西多摩PACEは、
「西多摩 Project of adventure for cheerful education」の略です。
訳すと、「元気な教育のための西多摩冒険計画」です(なんじゃそりゃ…)


今年は、西多摩から発信します。
講師を呼んで聞く、体験するだけではなく、
みんなで実践を持ちよりファシリテートするだけでなく、
今年は…




追究する




んでもって、



創る







ってことにチャレンジします。


ということで、⑤になります。
さらにはこのシリーズにはすでに新しい企画が4つ考えられています。



⑤ー(1)
「学習者の省察を促進するファシリテーションについて共に学ぶためのワークショップ」
目的
・学習者の省察を促進するファシリテーションについて探究すること
目標と主題 
 3-1目標①ファシリテーション・スキルの参加者による発見と共有
     ②ファシリテーターの心構えや姿勢の参加者による発見と共有
 3-2各回の主題(予定)
   第1回 不完全構造化されたアクティビティの提供
   第2回 参加者中心のファシリテーションの方法
   第3回 SL(シチュエイショナル・リーダーシップ)理論の適用(1)
   第4回 SL(シチュエイショナル・リーダーシップ)理論の適用(2)

コーディネーター:小俣直由樹(ナイジェル)
全4回講座
※第1回は3月29日(日)告知、詳細は近日中にお知らせします。
以降、5、9、11月の予定



⑤ー(2)
「PYPのフレームで授業づくり」(仮題)(PYP:プライマリー イヤーズ プログラム)
目的
・IB(国際バカロレア)の大事なところを消化して授業に生かす。
・今あるものを反対から見るように、見方を変えて子供の学びを変えていく授業づくり
コーディネーター:秋吉理恵子(Rieko)
全6回講座



⑤ー(3)
「英語活動でファシリテーション」(仮題)
目的
・アドベンチャー教育のベースがある中で英語活動を変えていく
・「コミュニケーション能力の素地を高める」という外国語活動の目標を達成するためにアドベンチャープログラムの要素を取り込んで授業づくりを行う。
コーディネーター 鎌北淳子(じゅんこ)+すごい人が来るかも
全3回講座
5月中旬開始予定



⑤ー(4)
PAの理論にもとずいて教科教育を考え実践するワークショップ」(仮題)
目的
・アドベンチャープログラムを教科教育、協同学習につなげる授業づくり
コーディネーター:秋吉健司(けんじ)
全4回講座
5月上旬開始予定



全4講座になります。
(1)以外は、第1回のみPACEで行い、その後は希望者による自主的な講座となります。
第1回では、コーディネーターがファシリテーターとなり、
参加者にまず、基礎的なところをレクチャーしたり、
実際にその授業を体験をしてもらいます。
そこで感じたこと、気付いたことをシェアし合い、
さらに深めてみたい、実践できるレベルまで高めたいと思われた方々で、
第2回目以降の講座…ではないね、学習会を開催していきます。
少人数でも行います。


このようなカタチで考えています。
うまくいくかどうかは分かりませんが、チャレンジする価値はあると思います。
まさに教師教育!!(よく知らないけど 笑)



クリエイティブなチャレンジにドキドキしています。
各回とも、詳細は今しばらくお待ちくださいね。