かぜのーとスタッフインタビュー

http://kazakoshi.jp/kazenote/20170915no5/


風越学園のメルマガが発刊されてたんですが、
ここで紹介するのを忘れていました。
前回は「子どもと一緒に読みたい本」でしたが、
http://kazakoshi.jp/book/02book/
今回はスタッフインタビューです。



インタビューイの心得ってあるんだろうか…
あったら教えてほしい。
何回か経験ありますが、いっこうに慣れません。
どぎまぎ、あわあわしてしまって何言ってんだか途中で自分自身が分からなくなったり…
ファシリテーターのほうがはるかに気楽です(笑)
しかし、この夏に、西多摩PACEの後の飲み会で、
大学生の方のインタビューを受けたんですが、
あの時、生涯最高のインタビューイになれたと思います(笑)




今回は、インタビュアー兼編集者がめっちゃ優れた方でしたので、
なんとも話しやすく、そして、上手にまとめてもらいました。
まだまだ話足りないこともありますが、それはまた次回…。



その、学生さんのインタビュー記事、めっっっっっちゃノリノリでおもしろいです。
読みたい方は個人的に連絡を。(笑)

8月終わった。

もう9月に入ってずいぶん経ちましたが、8月報告です。
今回はまず仕事先。


大島、菊名、軽井沢、宮城花山、秋田、中山、中目黒、町田、麻布十番、練馬、五反田。



少ないのは、長期遠征があったからです。
大島、軽井沢、宮城、秋田は泊まりがけの仕事でした。
いろんな土地のいろんな人たちとのたくさんの出会いがありました。
おいしい食べ物やお酒との出会いもありました😄
秋田の夜はすごかった😄



遠征していつも思うのは、
その地域で、その場所で真摯に学びの場をつくっている人や、
その学びの場に真摯に通い続けている人たちがいるということ。
失礼を承知で言うけども、
東京近辺での情報量の多さや研修の場の多さは地方の比ではないと思う。
数十年前に比していくらネット時代になったからと言っても、
生の視覚情報や体験、人的交流には格段の差がある。
でも、人は学びたいから学びへの欲求を満たそうとする。
だから、地方(あまり好きな呼称じゃないけど)で学びの場をつくっている人たちや、
そこに学びにくる人たちはすごいエネルギーをもっているのだ。
だから、毎回こっちも真剣になります。
だから、毎回とてもいい刺激になります。
だから、毎回自分自身もファシリテーションについて考えることができます。
だから、毎回ちょっといつもと違ってアドベンチャーしてみようかなぁ〜って気になります。
この夏に会った皆さん、ありがとうございました。



この夏は、仕事以外にも遠征しました。
両親が6年前に東京に出てきてから夏の家族旅行は鹿児島への「帰省」ではなくなり、
その後白馬、沖縄と行って、それも子どもが大きくなって一緒に行かなくなり、
以降、夫婦二人で出掛けるよいうになりました。
会津若松、山形、伊勢志摩ときて、今年は金沢・福井に行ってきました。
あまり期待していなかったんだけど、いやいやなかなか素晴らしいところでした。
金沢城白川郷永平寺一乗谷、ここは感動しました。
兼六園東尋坊は先入観が強すぎた分、ちょっと「あれっ?」って感じでした(笑)
観光名所はそうだけど、普通に見える、当たり前の風景がそことなく落ち着いていて、
やわらかで、透き通っている感じがよかったです。



もう一つ遠征、南アルプス荒川東岳悪沢岳)、赤石岳も素晴らしかった。
南アルプス南部は懐が深く、登山口にたどり着くまでが大変。
今回は、同行者のコネでちょっと便宜をはかってもらい、
通常前泊入れて4泊5日の行程を1泊減らして登ることができました。
そして、NHK日本百名山赤石岳編でガイドをしている方がガイドをして一緒に登ってくれるというなんとも贅沢な山行になりました。
天候はいまいちでしたが、アルプスを堪能することができました。
やせようと真剣に思いました。



さて9月は、半分東京にいません。
というか、日本にいません。
17日からオランダに行ってきます。
イエナプラン校教員資格取得研修に参加します。
オランダ語はおろか、英語さえしゃべれないのに無謀なチャレンジしてきます。
なんにせよ、ヨーロッパに行けるのが嬉しい。
史学専攻としての血が騒ぎます。
12月10日まで3ヶ月、楽しんできます。
帰国後に、西多摩PACEで報告会しますから来てくださいませ。
ではでは、2学期を楽しみましょう!!

7月終わった。

7月が終わりました。
27年ぶりに評価事務のない7月でした。



さて、7月の仕事場です。
練馬、本八幡、五反田、麻布十番高田馬場、練馬、恵比寿、渋谷、本八幡、高尾、渋谷、軽井沢、練馬、下北沢、藤沢、浦安、麻布十番、麻布、中野、経堂、上石神井、新横浜、練馬です。
練馬率高いな。



新しい職場では、普段の出講授業と、
ライティングワークショップ(子ども向け・指導者向け)と、
リフレクションワークショップ(指導者向け)をやらせてもらえました。
ところ変われど、学び続けることは大切だなと感じました。
子どもたちはどこでも同じだし、先生たちもどこでも一緒です。
学び続けるということは、真摯で美しいなぁと思います。



夏期は長期遠征が続きます。
あそびも仕事も。
昨日、3泊4日で南アルプス荒川岳悪沢岳)と赤石岳に登ってきました。
山行3日間のうち、2日間が雨でした。
最終日ようやく晴れましたがもうすでにピークには登り切った後(笑)
最後の小屋で、朝日に照らされた山塊を見れたことでよしとします。



今日はこれからフェリーで大島に向かいます。
これは仕事です。
2泊3日です。
楽しみます。
美味いもの食べてきます😄

6月終わった。

6月終わりました。
今年はしっかりと梅雨ですね。
学校は学期末に入りましたね。
この週末が締め切り前の追い込み日という方々も多いことでしょう。
私のおくさんは、休日出勤です…。
私は、27年ぶりに、学期末の成績付けまたは通知表から解放されました。
だからといって、楽になっているわけではないですけど、
ちょこっと感慨深いものがあります。



前に、学校という現場はとても恵まれている、と書きました。
物的環境、人的環境ともにありとあらゆるものがそろっています。
まあ、自分でそろえたものもありましたが、
最初からそこにあって当たり前というものがとてもたくさんあります。
足りなければ、自分の好きな物を、好きなように取りそろえることができます。
(まあ、若干うるさく言う人もいますが…)
時間、空間、仲間の3つの「間」も十分過ぎるほどあります。
仕事場も、チームで動くことがほとんどで、いろんなサポートが周りから受けられます。



一転、今の仕事は、それがありません。
(風越の仕事はちょっとまた違った場なのでおいといて…)
ファシリテーターのほうは、そもそも何もないところで、
参加者が「今、ここ」の体験からの気付きで、
「何か」を創っていくのをファシリテートする仕事なんで、
まあ、とんでもなくシビアです。
使う道具(エレメントやグッズ、ツール)も限られているし、
さらには、めっちゃ時間が限られている。
もう一つの仕事は、もうね、何もない(笑)
狭い教室と机と椅子と黒板とテキスト1冊、それだけしかないから。
自分でいろいろと道具やシートを用意することもできないのです。
時間は70分1本勝負。



学校の中にいる時には、あまりの窮屈さや制限に辟易していたところもありましたが、
今、外に出てみて、「いやぁ、学校って、けっこういろんなことできるんじゃね?」
と思うこと仕切りです。
もっといっぱいチャレンジしとけばよかったなぁ…。



図書室にある数万冊の本、
広大な校庭、プール、遊具、運動用具、
一人に一台あるパソコン、ネット環境、視聴覚・IT機器、
音楽室、図工室、家庭科室、理科室には何やらおもしろいものがいっぱい、
潤沢な文房具、紙類、
農園、畑、花だん、池、たくさんの樹々・植物、
たくさんの先生、関われる大人たち、
そして子ども、たくさんの子ども、無条件に集まってきて、
期待に心はずませて学校に来てくれるこどもたち、
いくらステキな学びの場を用意しても、
子どもが集まらないからどうしようもないっていうことは世の中にはざらにある話。
あなたが、子どもの教育に携わりたいと思って今の職に就いたのなら、
今の学校現場、特に公立の学校現場に失望しちゃいけない。



「いやー、そんな自由に使えないっすよ〜」
って思わないで。
断言しよう、学校は恵まれている。
他の学校、地域とも比べないで。
あなたの学校は、学びの場としては、素晴らしい環境にあります。
「それを使いこなす時間も余裕もないっす…」
って思うでしょう。
私も現役の頃はそう思っていました。
でも、今考えるに、「使いこなす」っていうところから視点を変えて考え直すことが必要かなぁって思います。
学校にあるものは、教えるための施設や道具としてあるものだと考えてしまうと、
先生がどうやってうまく「使いこなす」ということが必要になるでしょう。
でも使うのは子どもたち。
まずは子どもの学びがあって、
それに使われるものって考えたほうがいいんじゃないのかなぁって思うようになりました。



広い体育館にいて、体育倉庫にたくさんの用具があって、
「さあ、何する?」
って、子どもに問いかけたことがあっただろうか…。
「今日は跳び箱です。跳び箱は1段から6段まで出します。4段から5段までは縦向きと横向きと両方用意します。各跳び箱には踏切板と短いマットをつけてください」
ってな感じ。
「さあ、何する?」って問いかけたらどうなる?



理科室にいて、たくさんの実験道具を前にして、
「今日は『ものの燃え方』だよ、さあ、何する?」
って子どもに問いかけたことがあっただろうか…。
「先生の机の上に実験道具を用意しました。各班から代表の人が取りにきてください。やり方は教科書の◯ページに書いてあります。みんなで確認してから始めます」
ってな感じ。
「さあ、何する?」って問いかけたらどうなるんだろう?



うーん、もっと、もっとだな。
教室の朝のサークルタイムで、
「今日、何する?」
でいいんではないか。
そのあと、三々五々学校内に散らばる子どもたち。
思い思いに自分のやりたい探究課題に向き合う時間と場所。
そんなことが学校では可能なんじゃないかなと思う。
図工室の道具と材料、自由に使えたら楽しいだろうな〜
体育館で用具引っ張り出して自由に遊園地みたいにして遊べたら楽しいよねぇ(これはやってた 笑)
校庭に穴掘ったり、木登りしたりしたら楽しいよね。
試してみたいことあったら、理科室の実験道具自由に使えたらおもしろそう。



と、無責任に言ってみた。
今はそこから離れたし、
当時は自分は教室の中で、国語くらいでしか実践できなかったけど、
あ、総合と学級活動(ボランティアサービス)はかなり学校中で勝手にやってたな。
子どもの学びがあって、それをサポートする意味でのいろんなモノとヒト。
学校はおもしろい。



「今日何する?」
って、PAの言葉にあったね。
英語でなんて言ったっけ?



さて,恒例の6月の仕事場所😄
西日暮里、小金井、高尾、桜木町本八幡、高尾、小金井、新横浜、本八幡、渋谷、八王子、渋谷、白金台、新横浜、軽井沢、本八幡高田馬場、渋谷です。
うん、がんばった。
7月もがんばろう!!
みなさんも、成績やら個人面談やら大変な時期ですが、
夏休みが待ってるぞ〜!!


7月9日(日)は、みくに出版セミナーです。
安心・信頼の学級づくりと題して、いろんな「そもそも」をみんなで考えていきます。
にのさんと一緒にやります。
私は「ボランティアサービス」の実践を紹介します。
申し込みは以下のリンクから↓↓↓
http://www.kokuchpro.com/event/APA0709/

夏休みしょっぱな7月22日(土)は久しぶりの西多摩PACE、アンディ登場です。
こちらは残念ながら申し込み終了しました。
お会いできます方、楽しみにしててくださいね😄

ではでは〜

人間到処有青山

将東遊題壁     釈 月性

男児立志出郷関
学若無成死不還
埋骨豈惟墳墓地
人間到処有青山



私の故郷は鹿児島です。
鹿屋市に生まれました。
そこから、都城、宮崎、福岡、川内と移り住みました。
ですので、転校ばかりで、
小学校3つ、中学校は2つ、高校も2つ行ってます。
大学生から上京し、小金井、小平、青梅、狭山と移り住みました。
途中、数ヶ月、百草園と南三陸に住んだので、
居住地は全部で11ヶ所になります。
住んだ家はなんと、17軒です。(同じ土地で引っ越しをしているから)
どこもいい処でした。



風越学園の「あさのーと」で「いまやりたいこと」というお題が出たので、
「軽井沢散歩・サイクリング」と書きました。
私は、引っ越しをするたびに、その土地をくまなく歩き回り、探索します。
小中高のときは、長期休みの前の学期末に転出し、
休み明けの学期初めに転入してましたから、
その長期休みは友達もいないので。「一人」なんです。
日々一人探索を繰り返し、いろんな発見をしてました。
楽しいんです。



教員になってからは、新しい勤務地もひたすら歩き回っていました。
青梅、瑞穂、羽村、南三陸西東京
だから、次は、軽井沢なんです。
どんなところなんだろ…
観光で軽井沢は何回も行きましたが、
居住するとなると「見る目」が変わってきます。
私は史学専攻なので、どうしても歴史的なものに目を奪われてしまいます。
歴史的な建造物とか遺跡とかはまあおもしろいけど、そうあるもんじゃない。
そんなたいそうなものじゃなくて、
なんでもいいいので、その土地の歴史を感じるものを探しちゃうのです。



探索に際し、まず注目しなくいちゃいけないのは、「道」です。
古い道を見つけると、探索が一気におもしろくなります。
古い道の見つけ方…
これは相当な確率で当たります。
「新しい道に『斜め』に流入している道」です。
ふつうの交差点のように、直角に交わっている道は、互いに新しい道が多いです。
しかし、まあ、ちょっと感覚的なところもあるんですが慣れてくると分かりやすいと思います。
旧道を新道に造り替える時、田畑のところはそのまま造りかえますが、
街の部分などは、工事しにくいし、拡張しにくいしで、そこを避けて新しい道を造ります。
バイパスですね。
そうなると、新道に沿って旧道が生まれます。
ですから、旧道はこのバイパス(新道)に対して「斜め」に流入することになります。
よく海岸線を走っていると、入り江の部分で、海岸線の国道に斜めに入る道があり、
その道沿いに古い街並みが続いているのを見かけることがあると思います。
こんな感じで見つけた旧道を歩くと、いろいろなものが見つかります。
家、蔵、木、店、石、用水路…歴史的な遺物ではないですけど、
どれも私にとっては趣き深い(笑)



さらにマニアックになると、この旧道の中に、
◯◯街道というのも現れるときがあります。
これくらいになると、旧道に旧道が交差していて、
さらに旧道沿いの町並みが衰退して、何も残っていないという状態にもなります。
瑞穂町に、16号バイパスに旧16号が斜めに流入し(ここには箱根ケ崎駅前の古い町並みがある)、
さらにそこに、日光街道(この日光街道八王子千人同心が通った道ね)が斜めに流入(ここには箱根ケ崎の古い町並みがある)、
さらには、青梅街道が交差し(ここには箱根ケ崎のさらに古い町並みがある)、青梅街道から岩蔵街道が派生しています。
一番古いのは、日光街道に斜めに流入している鎌倉街道、これは見た目全然分からない(地元の社会の先生に教えてもらった)。
そこにはもう何も人家はない、ただの道です。
そんなところを歩くのは、とてもおもしろい。



うちの近所の国道16号線や299、407号線にも、
旧道が斜めに流入している箇所がいくつかあります。
ここはひたすら子どもたちと自転車で探索しまくりました。
狭山も古い町並みがけっこう残っていて趣き深いところがあります。
さて、軽井沢はどうでしょう?
楽しみです。



軽井沢に住むとなると、そこが12ヶ所目、18軒目の家になります。
鹿児島を出るときは、男子たるものひとたび志を立てて故郷を出たって感じではないですが、
今、「学を成す」ことの最後の集大成に来ているのは感じます。
まあ、墓場がどこになるかは気にするところではありませんが、
軽井沢が青山であることは間違いなさそうです。

子どもと一緒に読みたい本

軽井沢風越学園のメルマガに寄稿しました。
「子どもと一緒に読みたい本」のところです。
私の大好きな「西の魔女が死んだ」を紹介させてもらいました。
この本が好きなのは、ストーリーもありますが、
この本を原作にした映画が大好きだというのもあります。
それはこの文章を読んでいただければと思います。


この文中に登場する高橋真悠ちゃん、
このメルマガが縁で、ステキなことが起こりました。
もう感激です😄
それはまたいつか詳しく書きたいと思います。
メルマガは以下のリンクから↓↓

http://kazakoshi.jp/kazenote/20170615no2/