テラビシアにかける橋

テラビシアにかける橋 (偕成社文庫)

テラビシアにかける橋 (偕成社文庫)


ずっと前に本屋で見つけ「これは!」と思って狙っていた本。
ブックオフでは105円どころか姿さえ見たこともなかったけど、
友人がクラス全員で読み始めたというので、
定価で購入。
(同日ブックオフではない古本屋で250円で置いてあった(泣))


いい本ですね。
いい話です。
そんな結末にするなんて…という声が聞こえてきそうですが(実際批判が多かったらしい…)
そんな結末じゃないと語れないことを作者は伝えたかったわけですから…


話の結末をだいたい知っていたからかもしれませんが、
クライマックスでは涙は出ませんでした。
それよりも私は、最後の見開きページでうるっときてしまいました。
なぜなんでしょ??


余韻に浸りながら訳者解説を読んでいたら、
一気に醒めてしまました。
教室にはこの解説の部分をちょん切って置こうかと思います。
特にLCやるには邪魔なような気がします。

内情をそこまで出さんでもいいでしょ!ということと、
多分に、解説者の言っている事が、
自分の思っていることと違うからなんでしょうね。