バルーントロリーふり返り

昨日は、高尾の森にて、久々にハイエレメントを、参加者の側から楽しみました。
しかし…
体調が絶不調で、鼻、のど、頭、関節と、至る所が不協和音をあげておりまして、
みんなについていくのが精一杯という状況。。。
なんとかハイエレメント2本消化して、意地は見せました(笑)



その夜。。。
案の定、高熱を発し、今現在も、朦朧としております。



バルーントロリーのふり返りは、
まだ途中ということもあって、ポイントを示した質問だけして、
頭の中で考えてもらいました。
質問は…

1 リーダーはどこにいた?
2 リーダーと指示をする人は一緒?
3 リーダーって何をする人なの?

です。
数分沈思黙考してふり返りは終了。
でもその日のジャーナルに、バルーントロリーのことを(勝手に)書いた子が30人中13人、
13人中、リーダーについて考えて書いた子が5人。
それを、ここに紹介します。


でも、おもしろいですよね。
PAはほんと非構成的。
今回は珍しく、アクティビティをやる前に、
「今日やるアクティビティは、リーダーシップについて気付くことができるアクティビティです」
って言っているし、
ふり返りの焦点も、リーダーに関することを質問で3つ伝えているし、
それにもかかわらず、8人の子は、
リーダーシップ以外のところにふり返りの焦点を持ってきて書いているんだもの。
「体験に勝るものなし」
「体験から気付くことは人それぞれ」
「必ずしもファシリテーターの思惑通りのことに気付くとは限らない」
ってことでしょうか。



では以下子どものふり返りです。



ぼくは人生で初めて風船をふくらますことができました。嬉しかったです。そしてバルーントロリーでは、ぼくは皆をまとめられるよう頑張りました。ですが途中で、少し一発言というか、人のモチベーションを下げる言葉を言ってしまったので、ファシリテーターとしては、あまりよくなかったと思います。ぼくはリーダー(ファシリテーター)は、前後にいた方がいいと思うし、今日はいたと思います。そして、指示する人とファシリテーターは違うと思うし、そもそも「指示」というのが違くて、「提案する」のほうがいいと思います。そして、提案する人はチーム全員だと思います。なので、今日の反省を生かして、いいファシリテーターになれるよう頑張ります。



私はバルーントロリーをやっていろいろと分かりました。リーダーはいなかったと思います。みんなが、「せーの」とか「速い、まって」などを言えていたからです。リーダーと指示者は全然違うと思います。リーダーは一人でみんなをまとめているけど、指示者は、だれでもいつでも言えると思います。私はすごく不思議に思ったことがあります。それは、私が一番前のとき、すごくゆっくりに歩いたのに、後ろは、「はやい、はやい」と言っていてどうしてかなぁと思いました。でも私が一番後ろに行ったら、すごく速く感じました。これってどういうこと?? でも初めてにしてはできたと思います。みんなリーダーではなく、指示者になれるといいです。



リーダーはいるような感じもするけれど、いないような感じもします。なぜなら、指導者と同じような感じだからです。また、指導者も、一人だけが指導者になるのではなくて、意見や提案を言えば、だれでもできるような気がします。



リーダーは先頭から3番目くらいの声が大きい人が多かった。あと、後ろのことは、後ろの声が大きい人で、やっぱリーダーって声が大きい人が多いと思う。今回は◯◯だったけど、◯◯がしゃべっちゃダメな場合になって、だれもしゃべらなくて、うまくできなかった。でも、声が大きい人をリーダーにするのではなくて、みんながリーダーみたいに声をかけ合って、リーダーは一人などという感じをなくしたい。だからリーダーは指示をする人ではない。



5時間目のPA、バルーントロリーでは、一人(リーダー)がずっと指示をしているのではなく、一人一人がリーダーのように意見を言えるのがいいと思いました。それに、自分の風船が落ちないか、と考えるのもいいけど、全体のカタチが見えるといいなと思いました。



以上です。
拾い上げたい言葉が満載ですね😄




ちなみに…
一番最初の子も書いていますが、
子ども達は風船をふくらますのにめっちゃ苦労します(笑)
それと、風船がどうしても苦手な子がいます。
ともに、配慮してあげましょう。