体験型環境教育プロジェクト それいけ!たまレンジャー!ミーティング

以前ここでも告知した、
体験型環境教育プロジェクト「それいけ!!たまレンジャー!」
にちょこっとかかわることになりました。
このプロジェクトは、中央大学総合政策学部の細野教授のゼミが中心になって推し進めている企画です。
でも、中大だけじゃなく、他大学の学生も多数参加しています。
ネットワーク多摩という外郭団体(多摩の企業や大学、自治体等の連合体)も巻き込んでの、
かなり大きなプロジェクトです。
それらを、すべて学生だけで運営しており、
その企画力、組織力、運営力は目を見張るものがあります。
(私の学生時代には考えられないことです。すごい。)




なんで、ここにかかわることになったかというと、
実はこの企画委員の中に、私の受け持った子どもがいて、
その子から一度見に来てくれないかとお誘いをいただいたからです。
ということで、夏休みに、昭和記念公園までいそいそと出かけて行ったわけです。
いや、すごい規模でした。
これだけの規模の企画を、学生だけで運営していることにまず驚きました。
子供100人、保護者もいっぱい!
大盛況でしたね。



基本コンセプトは、「多摩地域の発展につながる人材育成」です。
めざす児童像?みたいなものが、
・地域に愛着を持っている人
・学びを実践し、継続する人
・それらを周りに発信する人
です。
コンテンツは、「食育と地産地消」ですが、
幅広く、多摩の環境と、自分自身を取り巻く食生活に目を向けるような企画を考えています。




んで…
ちょこっとだけコメントさせてもらいました。
その中で、学生さんたちのファシリテートがぶっちゃけた話、
ちょっと悲惨な感じだったので、
せっかくこれだけのものを立ち上げ、推し進めることができながら、
一番大事な、子どもとの接点の部分で「落ち」てしまうのはとってももったいなく感じてしまいました。
そこらのことを率直な意見として教え子に話し、
アドバイスをいくつか伝えておきました。




が…
結局、学生さんたちの希望で、
ファシリテートって?体験学習って?というものを実際に体験をしたいということで、
2回にわたって中大でワークショップを開くことになりました。
その1回目が昨日。
90分の時間枠で、昨日は「体験学習」「体験学習法」「体験学習サイクル」というあたりをキーワードにしてファシリテートしてきました。



アクティビティリストです。

○ ハブユーエバ
○ マトリックス
○ フリーディスカッション「体験学習と体験学習法」
○ 小講義「体験学習と体験学習法」
○ 小講義「Cゾーンとチャレンジ」
○ Cゾーンチェック
○ 小講義「体験学習サイクル」
○ ヘリウムリング
○ 振り返り(Tチャート、ビーイング
○ ワープスピード
○ 振り返り
○ 小講義「『知る』から『している』まで」



とこんな感じです。
体験学習法を学ぶのには、体験学習を体験するのが一番。


次回は、「ファシリテーション」についてです。