料理⑨ フライパンその2

普通にフライパン振れるだけではダメで、

まあそれはオープンキッチンだからなんですけど、

振るというよりは、あおるというか、

派手な感じが求められるわけです。笑。

 

コンロのあるところは、強化ガラスで囲われていて、

カウンターのお客さんの目の前で料理します。

油とかは飛びませんけど、熱気は伝わります。

ピラフ(ほんとは炊く料理だけど)とか米をいためる料理の時は、

見た目を良くするためにパラパラっと宙に飛んでる感じにします。

(米粒に直接火を当ててパラっとした食感にするためでもあるんですが)

フライパンもただ前後に振るだけでなく、

左右斜めに振ったりしながら動きを大きくしてました。

 

肉料理の時は、焼き上がりのフランベも盛大に目の前でやります。

わざとフライパンをゆすって火を大きくしたりなんかして…

「おーっ!」ってなります。

 

フライパンを大きく振る料理ではないけど、

オムレツはとても難しく、

でも、これができるようになると感心してもらえます。笑

 

フライパンはかなりの種類があって、

それぞれの目的と使い方をマスターするのは結構時間がかかります。

でも、材質は一つで、すべて「鉄」でした。

家庭料理では、アルミ製やステンレス製もありますね。

そして、こびりつかない加工がしてあるのが普通です。

でも、たぶんほとんどの料理屋さんでは鉄製で、

余計な加工がしてないのが一般的だと思います。

鉄のいいところは…

(続く)