ポプラの秋

ポプラの秋 (新潮文庫)

ポプラの秋 (新潮文庫)


続けて湯本香樹実
またしてもお年寄りと死。
しかし…

涙が出ました。
「夏の庭」よりわたしはいいと思いました。
いや比べたらいけないな。
比べちゃいけない。
比べるものではない。



湯本さんの物語は、
ひっかかりなく読める。
このひっかかりというのが曲者で、
子供たちが本を読むのに障害になるもの。
それと、たるみがない。
私が言う「たるみ」というのは展開がスローになるということじゃない。
スローになってもだれることがない。
そこの部分の書き方が湯本さんはすごいと思う。


リテラチャー・サークル用の本、1冊見つけた。