ウミガメのスープ

あるところでは超有名な「ウミガメのスープ」というクイズ。
最初はどこから生まれたのかわかりませんが、
私は知り合いから教えてもらいました。
二人(または出題者対複数人数)で問いと回答を交換し合い、
問題の解決へといざなう「問答ゲーム」と理解したほうがいいと思います。




これはファシリテーター・トレーニングとして使えます。
ファシリテーターの在り方、やり方両方共に考えられる優れものです。
コミュニケーションについても焦点をあてられます。
また、「ものの考え方を考える」トレーニングにもなります。
いろいろなことに使えます。




このあいだ、子供たちとやってみました。
ゴリから教えてもらって、最初はグループで順繰りに質問してもらい、
私がイエスかノーで答えます。
でもだんだんイエスかノーじゃなくて、
いろいろしゃべっちゃうんですよね。
こっちの方が、お互いに楽しめると思います。



2時間使ってやりましたが解決できなかったので、
そのあとは個人的に質問をしてもらいました。
ただ、個人で質問をすると、何を質問したかほかの人たちが分からないので、
質問はすべて紙に書いて黒板にはってもらいました。
それに私が回答を書きこんでいきます。
それをみんな見て、さらに質問していきます。







クライマックスになると、異常に盛り上がる…というか、
じりじりと怖いものが迫ってくるというんでしょうか…
異様な雰囲気にクラスが包まれてきます。



さてさて、みなさんも挑戦してみましょう。
ちなみに、やほーで調べると数万件ヒットして、
答がすぐばれちゃうので、
だれかが出題してくれる日を、首を長くして待っていましょう。
それだけの価値がある問題です。
一人で悶々と考えてもできない問題なのです。
それに、ひとりでやってもつまんないし…
解決できたとき、出題者も、解答者も共に喜ぶとってもあったかいゲームです。



『ある港町に、一人の男がやってきました。その港町には、ウミガメのスープを出すことで有名なレストランがありました。男は、そのレストランへ入り、ウミガメのスープを注文しました。男は、出されたウミガメのスープを一口飲むと、その店のマスターに、
「これは本当にウミガメのスープですか?」
と聞きました。マスターは、
「ええ、これは正真正銘、ウミガメのスープですよ」
と答えました。
男は、その場で、代金を払い、レストランを出ました。
そして、一軒のホテルに入り、その部屋で首を吊って自殺してしまいました。』


さて、なぜ、その男は自殺したのでしょう??
というのが問題です。