討って出る決意

実は木曜日の午後からうちのクラスは学級閉鎖!!



とっても悲しいし、悔しいのです。
金曜日は市の音楽会だったのです。
そこに至るまで、休み時間も放課後も、
直前2週間は週に5時間も練習をしました。
目標は「先生を歌で泣かすこと」
(でもすでに練習で泣きそうになっていましたが…)
表向きはそうですが、うちの学年はプログラムデザインにそって、
今年一年ずーっとなんでもかんでも歩みを共にしてきたので、
それが目標です。

参考に↓↓
http://d.hatena.ne.jp/kaisaki37/20090417/1239982921



それがこんな結末が待っていたなんて…
学級閉鎖を告げるとき、涙目の子供たち。
「長い人生にはこんなことがある」という前ふりで話しましたが、
そんなんで納得するわけはないですよね。




6年生3クラスのうち、うちのクラスともうひとクラスが閉鎖。
奇跡的に残ったもうひとクラスで、音楽会に参加することになりました。
話し合いではかなり迷ったのですが、
担任3人とそのクラスの子供たちの決意で「参加」の方向に決まりました。
合奏はできないので、合唱だけです。
参加できない57人の気持ちをのせて27人が歌います。




当日、参加するクラスは朝から欠席2人。
なんとか大丈夫かと思いきや、早退2人。
残り23人。
ここでも話し合い…。
子供たちの懇願。
結果、意地でも参加。



でっかい市のホールのステージにのった23人の子供たち。
押しつぶされそうになりながらも歌いました。
その歌声は、どの学校よりもきれいで美しくそして力強かった。



泣いちゃいました。
目標達成。
となりのクラスだけど、苦楽をともにした仲間だもの。
泣いた理由はもうひとつ。
出れなかった子供たちのことを想って…。



歌い終わった子供たち、座席に着くや気が抜けたか、
調子悪くなった子3名。
さらに学校に着いてから4名熱発。
小さな体に相当な重圧を感じていたんでしょうね。
ありがとう。
心から感謝します。
みんなの心に届いたよ。