校内研究〜研究授業協議会〜

成績付けの逃避活動…(締め切りはとうに過ぎているが)





あるグループブログ内での自分のブログの記事だったんですが、
一般にも公開したいと思います。
ただし、
グループブログ内での記事だったために、
かなり汚い言葉が使われており、
嫌悪感を持たれる方もいらっしゃると思いますが、
その点はテンションが上がってしまったおじさんの雄叫びだと思ってください。
あまりにひどい言葉には❍❍や(削除)が使われていますので、
暇な人は予想しながら読んでください。





校内研修の授業研究協議会でのファシリテートのレポートです。
ファシリテートしたのはぎょです。




あー、もうすでに引用に入ってます。





まあ、提案された授業が(削除)な授業だっただけに、
参加者のモチベーションをいかに引き付け協議を進行するか、
いかにして中身のある協議((削除))にするか、
が問われるという、
いきなりのハードルの高い初体験となってしまいました。






初体験?
今までの研究協議会は、全部私がファシリテートしてきました。
いいですか、司会じゃないですよ、ファシリテートです。
うちの学校の研究協議、さらに言えば校内研究自体が普通の学校の校内研とはまったく様相が違います。
ワークショップですから。
研究主任の特権乱用です。
ひひひ…





うちの学校の研究授業のあとの研究協議会は、
今まで教育界にどでんと居座ったままの❍❍みたいな協議会ではありません。
ましてや、指導主事やら退職校長やらの❍❍みたいな指導・講評もありません。
協議になんで指導・講評が必要なんですか?
一人一人の感想もいりません。
下手なお世辞はまったくいりません。
授業者も、参加者も得をする協議会にします。






必要なのはポジティブにしてクリエイティブな協議のみ!






授業者自評、分科会報告と一通り終わったらファシリテーター登場!
席を離れ、ホワイトボードの前に。
(いつもは移動式の黒板なんですが、今回はぎょのデビューということで、
 4階のイングリッシュルームから1階までホワイトボードをおろしてきました)
❍❍みたいな指導・講評がないのでたっぷりと1時間の協議。






フレームは、「大切な友人」という手法。
もとはアメリカの誰かさんがやってたもの。
「クリティカル・フレンド」っていう。
日本語訳すると「批判的な友人」になる。
でも日本で「批判的」っていうとマイナスイメージになるから、
「大切な友人」って呼ぼうってなった。
とっても効果的かつ気持ちのいいフィードバックの手法です。






①わからないところを質問する。


②いいところを具体的にほめる。


③改善点を質問の形で伝える。


④愛のあるラブレターを送る。







これが流れです。
④はソロの活動になるので、
ファシリテートするのは①〜③まで。
これをファシリテートしながらグラフィッカーの役もしていきます。
これはフィードバックの手法ですが、ここは協議会なので、
共通して協議になりそうなところは拾い上げて、
③のところでまとめ、協議すべき課題を明確にしていきます。
これが最初の役目。
関連付けたり、まとめたり…
でも、出てきた意見はぜーんぶボードに書いていきます。
書きながらナンバリングしたり、つなげたり、強調したり…
全体で声が出なければ、即、近くの人と話し合わせる。
眠らせない。






①は参加者が共通の場にいるために必要なことです。
今日の授業で分からなかったところを出し合い、
全員で共通理解します。
質問に対して授業者や分科会の人が答えたり、
全員で解釈したりして答えを見付けていきます。
これがないと協議の時に同じ土俵で話し合えません。






②は授業者にはうれしいところですが、
参加者にとっても肯定的にほめるということはとっても必要なこと。
協議会と言えばできなかったことのあらさがしと、
こうやればいいんだよのアドバイスだか自己満足の自己主張だか、
わけわからん意見がまかり通り、ほとんどの人は沈黙しているという…
やめた。暗くなる。


この肯定的な意見から、
これを発展させればさらに高みにいけるという糸口が見つかる場合が多い。
どんな小さなことでもいいので、具体的にいいところをどんどん出させる。
発散です。






③は一番教師には難しい。
改善点、こうすればいいって言っちゃうもん(笑)
特に(削除)と呼ばれる人たち。
とうとうと延々としゃべる、しゃべる。
自己満足して終わり。
授業者、参加者とも沈黙。


ってことにならないように、改善点は質問の形にして伝えちゃう。
「導入の場面で、もう少し子供の意欲を出せせるためにはどうしたらいいでしょう」
って感じ。
これが、
「導入の場面で、子供の意欲がぜんぜん出ていなかったようですが、あそこは❍❍じゃなくって、❍❍すればよかったと思う」
否定され、押しつけられ、散々(笑)


でも質問の形にすると、
「確かに…そうだった。じゃあ、どうすればいいだろう…」
って考えるじゃないですか。
そして、わからなかったら目の前に仲間がいるじゃないですか、
んで、
「じゃあ、ちょっとそこのところみんなで考えてみましょう」ってことになる。
これが協議。





ナンバリングした課題から、
授業者に、どの課題を一番協議したいか聞きます。
そして協議。
この協議の進行が二つ目の役目。




おそろしく参加度が高い。
寝てるやつがいない。
というか寝てる暇がない。
内職もできない。
(削除)





あえて答えは持っているんだけど、
質問の形にして、同じ課題を追求する仲間として同じ場所にたち、
授業者も、参加者も、全員で協議していく。
回答は一律に全員が持つべきであり、
特定の人の意見に流されないようファシリテートする。




そうやって出てきた回答は、
全員のものになる。
共有財産。
先の一人の意見で言ったものは、
いつまでたってもその人だけの意見であり、
その人だけの「解答」(回答じゃないよ)であり、
だれにも共有されない。
覚えてるわけないじゃーん、そんな意見。


授業者は、その回答から、選択すればいい。











あ、ぎょを忘れてた…。



















反省中…









最初の時。















お疲れ様でした。
大変だったね。






いつもは私がやってますが、
校内研自体も研修だということで、
今回から研修部員が順番にファシリテートする予定です。
一番手がぎょ。








ぎょのグラフィック。











おつかれさん!







今までの研究協議会のグラフィック。









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引用終了。





❍❍と(削除)のところにはいったい何が入るのでしょう…(笑)







研究協議会(校内研究)をみんなで活性化していこうね!
研究は楽しいよ!
学校の分掌の中で、一番クリエイティブで、エネルギッシュなところではないですか?
そうなってない?
いや、いや、がんばろうよ!






先生たちが学び合っていないのに、
子供たちに学び合えっていうのは本末転倒。
先生たちが学び合っている、探究している姿が、
子供たちのモデルになっていくんだろうと思います。