罰ゲームと、平成20年度12月12日の学級通信の後半部分

一昨日は、自分の学校の5・6年生の希望者対象に、
レクレーションゲーム講座を開催しました。
サマースクールのような取り組みで、先生達が得意の講座を開きます。
「あこがれ夢広場」の先生版みたいな感じです。
なかなかいい企画です。



なぜこの講座にしたかというと、
ここではあまり言えないので割愛。
表題にちょっとニュアンスを込めて…



5・6年生がリーダーとなって、
たてわり班活動に生かしていってもらいたいと思っています。



学級通信の方は、
前回の通信の後半部分。
子どもたちのGWTの振り返りを載せます。
「ユッタンランド探検記」という、コンセンサス(合意形成)型のGWTです。
得られる得点(隠し得点)と、時間を考えながら、
どの道順を選択するかという合意形成を迫られます。
なかなかうまくできた財です。


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もぐらのさんぽ NO‘38


○○市立○○小学校五年三組学級通信 H20,12,12


グループワークトレーニン
  「ユッタンランド探検記」振り返り集



4 みんなで話し合うとき、どんなことに気を付けたらよいと思いますか?
5 「ユッタンランド探検記」をやって、思ったことを書いてください。


この二つの項目の振り返りをのせます。項目の4、5の番号を見てください。5は全員が書いてはいません。



1班
 4 友だちの気持ちを考えて、友だちが「やだな〜」とか、
   気持ちがよくないまま終わったり、多数決で決めるのをやめる。
 4 私は5分間の話し合いで、みんなで話し合いをしませんでした。
   私はこれからは、みんなと話し合いをたくさんやって
   意見とかを出してほしいです。
   話し合いをたくさんやったら、
   みんなの意見が、まとまりやすくなると思います。
 5 いつもは多数決だったけど、話し合いだと、
   みんなの意見がまとまるんじゃないかなぁ〜と私は思っています。
   今日のグル−プワークトレーニングは、
   あまりまとまってなかったけど、最後はちゃんとできました。
   話し合いが大事かなぁ〜と思います。
 4 みんなで考えを合わせる。
 4 ぼくも、もっと意見を言えばよかった。



2班
 4 決めたことにだれも不満をもっていないか確認する。
   ゆっくりその人がなっとくするまで話し合う。
   「どう思う?」とみんなに聞いてみる。
 4 自分の言葉使いに気を付ける。
   今やっていることと、ぜんぜんちがう話をしない。
   人の話に反応する。
 4 他の人が意見を言った時に、
   否定しないでその意見についても考えるようにした。
 4 一人一人が積極的で、
   「こうしたらいいかも」というわかりやすい言葉が出てたから、
   みんながそれに反応しできたと思う。
   あと、みんな課題にばっかりこだわらなく、
   みんなどうしたら成功できるかを考えていた。
 5 ここで学んだ事を他でも生かそうと思った。



3班
 4 だれか言いたそうにしていたら、
   その人に、何か言いたい事あったら言ってもいいよと言う。
 5 かんたんそうで、意外とむずかしかった。
 4 きちんとふり返り、次へ向けて目標をたてる。
 5 まだ話し合いに参加していない人や、
   自分の意見を言っていない人がいた。
   もう少し、相手の意見を聞いてから、言い返したほうがいいと思う。
 4 まず一人が言って、それに対して否認しないで、
   それをてっていてきに話し合う。
 5 かんたんそうだったけど、すごくむずかしかった。



4班
 4 相手の目を見てダラーとしないでちゃんと話をする。
 5 楽しくなかった。
 4 ちがう話にしない。みんなをなっとくさせる。
 4 ほかの話にそらさない。



5班
 4 姿勢をくずしたりしない。ペンやなんかで遊ばない。
 4 姿勢がよくなかった。話し合いにそんなに参加していない人がいて、
   その人に、「話し合いに参加して」と言ったりする。
   人を気づかう。
 4 相手をきずつけないようにする。
 5 あせっていたと思う。みんな。
 4 姿勢が悪いとか、ぼくが話し合いに参加していないとかを話し合いました。



6班
 4 他の人とちがう考えとか、意見をしたら、
   自分はこう思った事を伝えて、相手もどう思っているかを伝えて、
   その事に対してよくみんなで話し合って考えてみる。
   最後にみんなが賛成か確かめる。
 5 みんなずっとしゃべって意見を出して、
   その意見を受けとめて聞いていると思う。
 4 みんながなっとくできたか聞いて、
   なっとくしていない人がいたら、また考え直す。
   意見がちがったら、それは「ちがう」じゃなくて、
   その意見について考える。
 5 前のGWTみたいに、なっとくしていないのに、
   「なっとくした…」という人がいなかったから、
   前みたいなモヤモヤがなかった。
 4 ちがう意見だったら(ほかの人と)、
   言い争いにならないように2人(または3、4人)の意見を聞き、
   言い争いじゃなく、じっくり聞く。
 5 みんな意見など言っても言い争いにならず、楽しくできたし、
   一つの意見に、みんなもんくなしで賛成できてよかったと思います。
 4 相手が話そうとしてて、まわりが話し合ってて、
   その人が言いづらそうだったら、静かにしようとする。
   (あと、それに気付く) 
   「〜はどう?」とか「こうもいいんじゃない?」とか、
   相手にも意見を言ってもらって、
   自分の意見に対してどんな思い(意見)か話してもらう。
 5 時間はいっぱいあるなーと思ってたけど、全然よゆうがなかった。
   だから、得点重視か、時間重視かな〜と思った。
   みんなの意見をなるべく優先して、よく聞いてから、
   自分で考えて意見を言ったのがよかったと思った。
   あと、ふざけないで、真けんに(遊び?だけど)考えることができた。
   よかった。



7班
 4 みんながごちゃごちゃにならないような意見を言う。
 5 みんな意見を言ったり、聞いたりしてくれた。
 4 意見を出してまちがえた人をバカにしない。
   いろいろな方法を考える。
 5 7班が一番点数が多くてうれしかった。(45点)
 4 人の意見を否定しないで受けとめること。
 5 自分が意見を言う時に、
   みんながなっとくして受け入れてくれたので、とても気持ちがよかった。
 4 多数決で決めない。
 5 前よりかみんなまとまっていた。


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こんな感じです。
前回の通信の最後の部分と合わせてご覧ください。