パイプライン1時間目
学校公開に合わせ、イニシアティブから目標設定までのシークエンスを組みました。
振り返りを含めてパイプライン2時間、
クラスのビーイング1時間、
個人のゴールセッティング0,5時間、
クラスのゴールセッティング1時間です。
まずはパイプラインの1時間目から。
報告するのもめんどくさいので、
学級通信をそのままのせます。
もぐらのさんぽ no’8
羽村市立栄小学校 5年3組学級通信 H20、5、23
パイプライン
PA(プロジェクト・アドベンチャー)で「パイプライン」をやりました。みんなが知り合える段階のPAはもうそろそろおしまいで、これからは、「みんなで一つのことやるには何が必要だろう?」という段階に入ります。みんなは一つのチームです。ぐうぜん集められた仲間たちですが、これから2年間、栄小で共同生活を送らなければなりません。いっしょに学び、いっしょに遊び、みんなで力を合わせて生活しなければいけません。どうせやるならば、より良く、より楽しく、より学び多き日々にしたいですよね。そのための土台の部分をPAで学べると先生は思っています。
さて、パイプラインですが、どうでしたか? 課題は両チームともクリアできませんでしたが、結果はそんなに大事ではありません。大事なのは、その過程です。どのように自分はチームにかかわったか、チームはどういう状態であったかを振り返ることによって、新しい考え方や、きまりや、目標を作っていくことが大事になります。
先生がこうやりなさいといっても何の意味もありません。みんなが活動の中で体験したことの中から気付いて、一般化して、次へと適用していかなければ意味はありません。(先生は観察者です。「○○が見えた」「○○が聞こえた」しか言いません) 1回目が終わって、次はこうしようという気持ちがみんなの中に生まれてきたかな? みんなで一つのことをやるにはこうやらなきゃいけないんだということがなんとなく見えてきたかな?
来週に、2回目をやります。そのあと、クラスをこうしたい!というクラスの目標を決めます。それを達成するために自分にできること、やらなければいけないことを決めます。「パイプライン」の次にも、次から次へとむずかしい課題が先生から出るけど、みんなでしっかり振り返っていけばだいじょうぶ! 自分を信じて、みんなを信じて取り組んでみよう!
という感じです。
1回目のときは振り返りは私が質問をして各自でブレインストーミング。
・自分は課題達成に向けてどうチームにかかわりましたか?
・自分の考えは言ううことができましたか?
・人の意見を聴くことができましたか?
・去年やった人は知らない人のことを考えて活動できましたか?
去年のうちのクラスの子が10人いるので、
その子達はちょっと事前にかかわり方を考えるように指示をだしておきました。
でも、その子達が中心になって進めていたので、
他のメンバーの中には明らかにやる気の見えない様子が見えました。
なので4つめの質問です。
1時間目は両チームとも課題は達成できませんでした。
そのような不協和音が目に見えていましたので。
次の時間にどう変わるかです。