チャレンジクエストin清里振り返り⑥

はい、6人目です。

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清里生活大切に
          
 清里の目標は、「あらゆる問題に自分で考え、自分で判断し、自分で行動を決定する」と「グループに対して、自分の役割を果たし、グループの判断や行動に責任をもつ」だった。私が、その目標に取り組めたと特に思うのが、一回目のプロジェクト・アドベンチャー。やっているときにそうかと聞かれると、たぶん、意識していなかったと思う。特に、ホエールウォッチングは、
「私は、○○と同じくらいだから、いっしょにはじに動いていこう」
って自分が出来るとか、平気って思ったら、みんなにタイミングを、
「いい?動くよ?」
と聞いて、○○と
「せ―の!」
でタイミングを合わせながら動いた。
「今はじのタイルから○ます!」
とか言いながら動いたりもした。それに、まだまん中にいる人たちに、
「じゃあ、△△ちゃんはこっち来れる?」
とか、他の子の事も少し手伝ったと思う。一日目で特に目標に合っていたと思ったのは、ホエールウォッチングだった。
 二日目、私はPAのハイエレメントチャレンジをやった。私はAグループで、8メートルくらいのところから、命づなをつけて飛びおりるというのをやった。私は二日目、目標どころじゃなく、チャレンジすることで精いっぱいだったと思う。
 残るは三日目、三日目はフリータイムウォークだ。少し雨がふっていて、道はぐちゃぐちゃだった。私のグループは、◇◇、□□、○○、そして私。私たちは何回道にまよったんだろう。道をまようたびに、
「おい、今どこにいるんだよ〜!」
とか言いながら地図を見て、道をもどっては本当の道を通り直して、くつはまっ黒になった。三日目は自分で決めるということは少なかった。やって平気かな?っていう気持ちがあったから、自分でやろうと言ったり、やる!っていうことが出来なかったんだと思う。
 この三日間の出来事を生活で生かすといったら、人の意見を聞くけど、自分の意見でも行動するっていうこと。やっていい?じゃなく、やる!っていうこと。まとめれば、「自分の意見は大切に、出来ると思ったらやってみる。もちろん、人の意見も聞いて、不安をもたないで行動する」のが、私にとって大切だと思う。だから私は、今まとめてみたことを、日常生活でも大切にしていこうと思う。

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ほとんどの子たちは、清里での学びを、日常に生かしていこうとしています。日常に適用させることができて、はじめて「できる」ということになります。今はまだ「わかった」段階。「知る」段階とは雲泥の差ですが、まだまだ彼らの前には高い壁があります。