三者面談でプレゼン

夏休み前の最後の一週間は、午前授業で午後は三者面談になっています。
三者面談では、子供も一緒にいるわけですから、
「お母さん、おたくのお子さんはねぇ…」
なんて話はあまりできないわけで、
必然的に子どもが中心になります。
子どもの成長を確かめ、さらに前に進むためのものです。
親に子供の欠点を知らせてなんとかしてもらう会ではありません。


 
なので、いっつも子供自身にプレゼンをやってもらっています。
自分の成長や取り組みの成果を親と先生の前でプレゼンしてもらいます。
これは子供自身の自己評価でもあります。
自分の取り組みを振り返り、自分はなにをどうがんばったのか、課題はなんなのか、考えるいい機会なります。


まずは自己評価カードに記入します。
実に事細かに項目がありますが、
結果と同時にプロセスをも重要視します。
その自己評価カードに記入したことをもとに、
3〜5分のプレゼンテーションを考えます。
プレゼンですから効果的に伝える方法を考えなければならないわけです。



これは最初の提示用板書。


子どもたちは振り返りジャーナルにシナリオを考えていきます。



で当日。


なかなかおもしろいですね。
昨年度も行ったのですが、
それなりに経験を生かして工夫してある子が多かったです。
やはり実演してくれるのがおもしろかった。


裁縫道具でフェルトをすいすいと小物入れにしたり、
側転したり、
絵を描いたり、
漢字20問テストをすごいスピードでやったり…


実物はやはりノートが多かったですね。



プレゼンのあと、
自己評価カードをもとに保護者と子どもの成長を確かめ、
さらに、いろいろな学習のデータを一覧にしたものを提示して、
次への課題を明らかにして終了です。


このプレゼンは、学期ごとにやりたいなぁと思いますが無理かな?