参観記④

おとといの月曜日、PURCで知り合った大学生の方が参観してくれました。
その方のフィードバックです。
大学はなんと東京大学だったので、
そしてイケメン男子(5年生女子談)だったので、
子供たちはかなりのハイテンションになってしまい、
話責め、握手責め、サイン責めにあっていました(笑)



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昨日は授業見学を受け入れて下さり,本当にありがとうございました。
従来の授業とは違った面が多々あり,とても刺激になりました。



全体的な感想としては,子供たちって私たちが思っている以上にできるんだな,と思いました。
PBLでの調べ学習やプレゼン練習が,子供たちだけでできるとは思っていなかったです。
それも甲斐崎先生のファシリテーションスキルあってこそのものだとは思いますが,
それでも,子供たちがあそこまで自主的に学び会うことができることにただただ驚くばかりでした。




私たちは,子供たちを過小評価していたのかもしれません。
「私たちが教えなければ,この子たちは何もできない」と思って,過度なパターナリズムに陥ってしまうのでしょう。
思い切って子供たちに任せる,子供たちを見守ることが大切になってくるのではないでしょうか。
子どもですから,間違ってしまうこともあるかもしれません。
そんな時は,そっと注意したり,アドバイスしたりすれば,その後は自分たちで解決してしまうのでしょう。
まさに「魚を与えるのではなく,釣り方を教える」授業を見られた気がします。




敢えて問題点を上げるとするならば,このような授業を支えるシステム面です。
子供たちに任せると言っても,やはり教師のスキルが問われますが,調べ学習やグループ学習で教えられる教師が全国に十分な数がいるのかは疑問です。
総合の時間が多くの学校で失敗に終わった原因もそこにあると私は考えています。
今後,このような授業が増えていくためにも,教師のスキルアップは不可欠ではないでしょうか。
また,教師に意欲もスキルもあったとしても,理解ある校長でなければ実現は厳しくなるでしょう。
システム面でのフォローがまだまだ脆いように思います。




以上,簡単ではありますが,私の感想・フィードバックとさせていただきます。
改めて,昨日は本当にありがとうございました。
甲斐崎先生の取り組み,是非友人にも伝えたいと思います。
今度は友人も連れてお邪魔したいと思います。(子供たちと約束したので,行かざるを得ませんね(笑))


5-1の子供たちにもよろしくお伝え下さい。


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これと、さらに詳細な授業記録があるのですが、
そちらのほうはさらに私にとってとても大切なフィードバックになりました。
ありがとうございます。
現場の教師の目線とは違う、新たな視点をありがとうございました。


なるほどな〜