第5回楽学カフェ

土曜日は楽学カフェでした。
告知が1週間前だったので、
やはり予想していた通り参加者減でした。
ま、でもその分中味は濃かったです。
それとサプライズなことに、
AKIRAが登場してくれてビックリしました。


では、今日やったことリストです。
あ、今日は一日私のファシリテートです。



1 ハブユーエバー(したことある人)夏休みバージョン
 夏休み明けの学級開きのアクティビティを!ということでしたが、
 実はぜんぜん考えていませんでした。
 ま、次のブック・クラブが時間がかかるだろうと踏んで、
 これだけやっとこうと…というとりあえずネタでした。
 でも、子どもとやるとおもしろいですよ。
 さりげなく、子どもたちの夏休みの動向を探ることができます。
 抽象的に、「この夏成長したと思う人」とか、
 「この夏一皮むけたと思う人」とかいう質問もおもしろいです。
 やりながら、気になったことにはその場でコメントしてもらいます。



2 ブック・クラブ
 ブック・クラブの体験です。
 通常は普通の厚い本を使ってやりますが、
 時間が無いのと、入門編ということで、
 絵本を使ってのブック・クラブです。
 でもそれなりに内容がないと話し合いに堪えられないので、
 それなりの本を選書してみました。
 用意した本は5種類でしたが、選ばれた本はこの3冊。
 

双子の星 (日本の童話名作選)

双子の星 (日本の童話名作選)

 
よだかの星 (日本の童話名作選)

よだかの星 (日本の童話名作選)

 一番のオススメはこれ。
 
きつね三吉 (日本の童話名作選)

きつね三吉 (日本の童話名作選)

 今のうちの子どもたちも、5年生の一番最初のころ、
 リテラチャーサークルでこれとあと数種の宮沢賢治をチョイスしました。
 3人1組になって、同じ本を読みます。
 なので、同じ本を複数冊用意しなくてはなりません。
 (物理的なリスクはまずここです)



 まず流れを説明します。
 最初は一人で読みます。
 読んだあと、ノートに読んで気が付いたことを書いてきます。
 観点は「優れた読書家が使う10の方法」を参考にして書いてもらいました。
 読書ノートの使い方のプリント資料や、
 私のクラスの子供の読書ノートも参考にしてもらいました。
 その後、ノートを見ながらチームで話し合いです。
 

 大人のブック・クラブは、子供とちがってまたおもしろいですね。
 やっぱ人生経験が子供とちがって豊富だし、
 しかも酸いも甘いも知っているのでね。
 

 話し合いのあと、今度は今自分が体験したことの振り返り。
 同じグループで、ブック・クラブについて話し合ってもらいました。
 やってみてくれる人が増えてくれればいいな。


 
3 次はメインのカフェタイム。
 今回から趣向を変えてみました。
 今までは、同じテーマでテーブルに集まって、
 おしゃべりしようというコンセプトで行っていましたが、
 そうしながらも「話す人」「聞く人」とになってしまい、
 双方向の交流がなかなか生まれませんでした。
 そこで!
 ファシリテーション・グラフィックに続きまたまたパクリ!
 tapからいただきました…ポスター・セッション。
 

 自分の実践、今思っていること、やっていること、
 疑問、アドバイス、失敗、なんでもカミングアウト!
 それらを一人一枚のポスターにしてセッションをするという試みです。
 


 まずは書く。

 そして悩む…。


 出来上がったら、3人1組になってその中でセッション。
 それを3回繰り返してたっぷりと語り合いました。
 いやーこれは中身が濃い!
 おもしろい。
 次回からもこれだな、カフェは。
 傾聴のアクティビティでもありますね。
 聴いてもらえるのはうれしいということも実感できました。
 

 
 ではポスター紹介。



 

 ちなみに私のはこの中にはありません。
 後日、それはブログに載せます。
 おもしろい話なので。


 こんな感じで少ないながらも中身は濃ゆ〜い時間を過ごしました。
 いやーおもしろかった。
 

 次回はたくさんの方にきてほしいな。
 次回は、10月10日(土)の予定です。


 さらに、10月は楽学がもう一回あります。
 カフェではなくて、共遊ワークショップのほうです。
 しばらくしたら案内をアップします。
 乞うご期待!!