ただFUNなPA

昨日の5時間目の学級活動は、
ただ「楽しむ」PA。



アクティビティは、
1 めちゃぶつけ
2 サムライ
  →勇者のしるし
   →空き巣バージョン
3 たのもー
4 赤痢



汗だくになりながらみんなで楽しみました。



だれかが言ってた。
「子供のときに、『みんなでやったら楽しい』ってことを体験し、分かることが大切」だって。
たしかカシラだったかな?
カシラっていうのは、福岡のレクの達人、中島宏さん。
(九州あそびの研究所所長)



カシラのワークショップで一番印象的だったのは、
いくつかのおもしろい技(手品とかあや取りとか手遊びとか)を、
「これはどうやるんでしょう?」って提示して、
考えさせて解決するのを楽しむんじゃなくて、
(こういう場合、得てして提示するほうだけが楽しんでいて、参加者はイライラしている場合が多い)
彼はどんどん教えちゃう。
どんどんネタばらしちゃう。
そして、分かった子は分からない子にどんどん教えるように言う。
(さらにこれも、普通だと、分かった子だけが優越感を感じ、分からない子はますますあせり、劣等感を感じる)
そしてあっという間に「遊び」が伝染し、みんなが「楽しく」なっちゃう。


今考えれば、あれって、「遊び」の「学び合い」だよな。


PAって、難しいところもあるけど、(シークエンスとか振り返りとか)
でも、PAの要素の「FUN」ってとっても大切なもの。
「楽しい」って経験は、ただ単純に心に刻まれる。
安心ゾーンが広がる。
「今、ここ」が安心できる楽しい場であるってことが分かれば、
子供はその場を大切に守ろうとする。
PAは手段なので、
いろいろな使い方がある。
こんな感じでただ単に「FUN」な時間もいいものですよ。