参観記⑤

先週の木曜日には、玉川大学の学生さんが参観に来てくれました。
四月から、先生になるのが決まっている超フレッシュな方でした。
今度は女性の方だったので、女の子たちは大喜びでした。



では、また貴重なフィードバックをいただきましたので、
了解を得て掲載させていただきます。



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今まで、実習やボランティア、また大学の授業で学校訪問をしてきましたが、
こんなに衝撃を受けた授業は初めてでした!!!
授業なのに、“教科書を使わない!”ということに目がまん丸になりました!
授業と言ったら、板書する教授指導型の授業や、
調べ学習などをイメージしていましたが、
KAIの授業は違いました!
本当に子どもたちの力を信じた、
楽しくて、わかる授業でした。 “
教科書を教える”のではなくて、“教科書で教える”
教科書は教えるためのツールでしかないことは理解しているのですが、
最初から教科書を使わない授業をしているなんて、本当に驚きました!
しかも、3クラス中KAIのクラスだけ教科書を使わない授業をしていて、
「学校や保護者からのクレームはないのか?」
「1クラスだけ違うことをしていいの?」
と、頭が???になりました。
よく考えれば、子どもありきの授業だから、
1クラスだけ違う方法で授業をしたからって、
子どもが1番に楽しんで学んでいれば悪いことではないはずです。
しかし私は今まで、学年で統一して授業を展開している所しか見てきていなかったので、
1クラスだけ違うことをしていたらダメだ!と思っていました。
ここで、思い込みって怖いなぁって改めて思い、



また、子どものことを1番に考える授業をするためなら、
手段は制限しちゃダメだと感じました。
KAIの授業の凄さは、子どもたちのいきいきした目や、会話からわかりました。
子ども自らが参加していて、まさに主体的に行動しているBe Hereの授業でした。



そして学び“合い”なので、お互いに助け合いながら進んでいました。
何よりとても驚いたのは、学び合いの授業をしていくことにより、
人間関係に必要な要素をきちんと実践していることでした。
大人でもなかなか難しい、相手の意見を受け止めた上での自己主張を,
KAIのクラスの子どもたちはしていました!
一生懸命、お互いが歩み寄ろうとしている姿を見て、驚いたと共に、
スゴい!の一言でした!




私は、いよいよ4月から教師になるので、
その前にKAIの授業の参観をさせて頂いて、本当に良かったです!
たくさんの学びがありました!
教える授業をいかにわかる授業にしていくか、
今まで悩んでいたけど、子どもの持つ力はとてもスゴいもので、
教師がそんなに頑張らなくたっていいんだなって感じました。
教師が子どもを信じることで、
一人ひとりがキラキラ輝けるクラスになるんだ!
愛のパワーはスゴい!学び合い=学び愛だ☆と感じた今日1日でした。



長くなりましたが、本当に本当にありがとうございました。
4月から、たくさんの学びを生かしていきながら、
私らしく、子ども一人ひとりを愛する教師を目指して頑張ります!!!


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う〜ん、初々しいなぁ。。。
4月から楽しんでね。


「教える」⇒「知る」の一方的関係から、
「学ぶ」=「分かる」への転換を目指せば、
いくらでも方法はあると思うんです。
私のやっていることがベストではないと思うので、
まだまだいろいろと学び、人と出会い、自分のフィルターを通してみてから実践し、確かめ、失敗し、泣いて、喜んで、いろんなことを繰り返しながら、子供とともに歩んでいけるといいね。
応援してます!!