児童がおすすめする児童書②

第2弾です。


ZOO 1 (集英社文庫)

ZOO 1 (集英社文庫)

この本の作者、乙一さんにはまる子はたくさんいます。
私はいつもこの1冊を紹介しますが、
ここからどわーっとなだれ込んでいく子が多数(笑)
学校になければ自分で買って読むような子も出てきます。
ホラー作家にしてハートウォーミングな作品が多数の乙一さん、
別名(中田永一)で書いている「百瀬こっちをむいてよ」とか「くちびるに歌を」などは、
高学年女子に人気です。
「ZOO2」の一番最後に載っている4ページくらいの短編を紹介するときに読むといいです。
公園の砂場の中の子どもの手の話です。
こう書くと恐いですけど、
読んでみると、この乙一さんの書き様にびっくりするのは大人も子どもも一緒😄


よく読まれていた乙一作品。

ZOO 2 (集英社文庫)

ZOO 2 (集英社文庫)


夏と花火と私の死体 (集英社文庫)

夏と花火と私の死体 (集英社文庫)

乙一さんのデビュー作。
高校生の時に書いたんだよーというと、
作家熱に取り付かれる子も多かったです。
まあ、ホラー作品があふれるんですけどね😄
薄い本なので手に取られやすいです。


きみにしか聞こえない―CALLING YOU (角川スニーカー文庫)

きみにしか聞こえない―CALLING YOU (角川スニーカー文庫)

これは不思議な話です。
乙一さんの作品は、この手の不思議で心が温まる作品がよく読まれます。
大きな短編集に収められたいた短編を、
元は大きな短編集に収められたいたものを、
YA用に小冊子に編集し直したものです。
なので、似たような不思議でいてハートウォーミングな話や、
心にグットくる話が数編収められています。


これも上記と同じような本。


暗いところで待ち合わせ

暗いところで待ち合わせ

この本は今までに2人読んだたかな。
読まれてないじゃん! 笑
なかなか取っ付きにくいけど、
2人とも大絶賛していました。
私も超おススメします。



続きまして中田永一名義の本。
といっても全部で3冊しかないけどね。

くちびるに歌を (小学館文庫)

くちびるに歌を (小学館文庫)

百瀬、こっちを向いて。 (祥伝社文庫)

百瀬、こっちを向いて。 (祥伝社文庫)

吉祥寺の朝日奈くん (祥伝社文庫)

吉祥寺の朝日奈くん (祥伝社文庫)

どれも高学年女子には絶賛されます。
3冊目は内容的に、小学生にはちょっと…ってのもありますが、大丈夫!!笑




てな感じで第2弾はまったくの乙一特集になってしまいましたが、
この人の作品は数冊置いておくといいと思います。
短編集も多いので、苦手な子には読みやすいです。
そしてどれもおもしろい。
あと、すごく伏線やら構成やら工夫してあるので、
作家のヒントになるみたいなんです。




ここに紹介したのは大丈夫ですが、
他の作品で、やっぱり何冊かはグロいのもあるので、
ちゃんと中身を確かめてから本棚においてね😄