公開授業参観記4
授業を見た学生さんからもフィードバックが届きました。
実は最初の文の学生さんは私の教え子です。
前にこのブログで紹介した環境教育のプロジェクトを企画した学生でもあります。
次の方は、このプロジェクトを次回中心になって担う方です。
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8/26の公開授業を見学させていただいて
気づいたこと&その考察です。
□子供たちが集中している
→単純に楽しいから、時間をはじめに伝えているから
やり方を知っているから
□切り替えがはやい
→「学びの場」であることを知っているから
□話を聞ける
→尊重する心があるから、小学生の心がピュアだから
□ルールを守れる
→「学びの場」であることを知っているから
□楽しそう
→みんなが主役の場となっているから
□甲斐埼先生の言葉が静か
→聞かせる技術、語りかけているから
□まとめない、答えをいわない
→「正しさや答えをしる」ことが大切なのではなく
自分たちの頭で答えを導くプロセスが大切だから
感想になりますが、
一般的な小6のクラスを知らないので
「どこがどうすごいのか」はよくわからないのですが、
一貫して感じたことは、
教えられていることが
小学生にとって大切な学びではないということです。
主体性をもつ・相手を尊重する・自分の考えを話す。
さらに、目標を掲げそれに向かうことなんて、
私たち大学生でもできていません。
振り返りの大切さ、自分や他人の評価の大切さ、
気づかせることの大切さなど、
学ぶことが本当に多かったです。
これからゼミでグループで活動していく中で、
早速自分でも実践していこうと思います。
以上です。
この度はお誘いしてくださりありがとうございました。
11月の公開授業にも参加させていただきたいと考えているので
よろしくお願いします。
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朝(読書時間)
*教室に入ってくるほぼ生徒全員に挨拶してもらったと思います。
最初とても驚いて、
自分だったら教室に来て知らない人がいたら挨拶できないなぁと思いました。
*読書の時間、チャイムと同時にぱっと話をやめて本を読みだす生徒たちに、
自分で時間の管理がちゃんとできているんだという印象を受けました。
*読書の時間、先生も自分の本を読んでいましたが、
先生が背中で見せているなと思いました。
*読書の時間、本を読みながらノートを取っている子がいて、
あとの読書家の時間で読書ノートを書いていたんだとわかりました。
授業のためにまじめに取り組む姿がとても印象的でした。
(個人的に読んでいた「栄光のマウンド」もとっても気になりました・・野球好きなので 笑)
作家の時間
*作ることと刺激を与えることの両方を行っていてすごいなと思いました。
*最後の発表の時、発表が終わった瞬間レビューの付箋をみんな書いていて、
発表した子をヤジったりしていなかったのがいい意味で小学生っぽくないなと思いました。
他人を批判しない生徒たちの姿勢が素晴らしいと思いました。
社会
*生徒同士のノートのコメント合戦で、
生徒同士は主にノートの取り方・まとめ方についてコメントしているようでしたが、
内容に関して先生は全員分チェックしているのでしょうか?
まとめる作業のところを見ていないのでわかりませんが、
重要なところが漏れていたりしたら習熟度に差がでてしまうのではないでしょうか・・
*次の単元をまとめる時間を自分たちで設定していて、
自分たちがどのくらいの量をどのくらいの時間でこなすことができるのか、
把握できているんだなと思いました。
(妥協することなくストイックなとこが印象的でした!!)
算数
*問題を解いてすぐに全体で答え合わせをするのではなく、
グループでまず答え合わせをする点が、すぐに答えを知るのではなく、
自分でしっかりと答えを考えて導き出している感じがしてとてもいいと思いました。
*全体での答え合わせの時、確か展開図の問題だったと思いますが、
間違えた子に先生が「それだとほんとにできるかな??」と、
間違いですぐ他の子をあてるのではなく、
その子にもう一度チャンスを与えて考えさせているのがいいなと感じました。
その子も間違えても何度も挑戦しようと頑張っていたのが印象的でした。
読書家の時間
*普段の読書ペアになった瞬間話が急に弾んで聞こえてきて、
声のボリュームが上がった(うるさすぎずいい感じで)なと思いました。
先生の手腕が1番凄いと思った瞬間でした!!
学活
*最初に決めた目標に関して途中途中に振り返りを設けることは、
普段の自分たちの活動にも足りていないなと思いました。
アイスブレイクみたいなもの取り入れて、
生徒たちが他者の意見を聞きながら、
全体の目標を評価していくプロセスが凄いなと思いました。
勉強不足の立場ではありますがフィードバックさせていただきました。
このたびはありがとうございました。
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ありがとうございます。
単純に、自分の教え子がこんな「目」をもつようになったことがうれしいです。
同じフィールドで話ができるのがうれしいです。