強みを生かす

前期終了ひと月前に出した学年だよりの前文です。
自分ではなかなか名文だと思っています。(自画自賛
明日から12月。
振り返りの時期を迎えました。
有意義な意味のある振り返りをしたいですね。

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「強みを生かす」
 前期も残すところあと一か月ちょっととなりました。4月から約半年、たくさんのことを学んできました。学習もさることながら、最高学年としていかにして全校のモデルとなるかというところに、一番力を入れたのではないかと思います。
 さて、今月は、学習や生活などあらゆるところで振り返りを行う機会が増えると思います。テストや通知表などの「結果」もでてきます。それら具体物を前に、学校でもご家庭でもこれまでの子供たちの取り組みを振り返っていくことになります。とかく「反省」というと、できなかったところを指摘して、なぜそうなったか、どうすれば改善するかを突きつめてしまうものですが、まずは「成果」に注目しましょう。それは子供の強みになっているはずです。強みを認め、それを伸ばすことが、ひいては自分の弱みを克服するための力にもなるのです。「できなかったことの構造を解明するより、できたことの構造を解明した方が、これからの取り組みに生かすことができる」ということです。
 自分の強みを認められ、自分で分かっている子は、自尊感情がとても高く、何にでも前向きに取り組みます。逆に、弱みばかりを指摘されている子は自尊感情が低く、意欲が低迷してしまいます。当たり前のようでいて、なかなか私たち大人ができていないことです。学校でもこの視点で振り返りを行いますので、ご家庭でもご協力をお願いいたします。



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先週の金曜日から日曜日まで3日間、
すさまじいまでに揺れ動いていました。
金曜日の福島県郡山市赤木小学校参観、
土曜日の楽学カフェ、
日曜日のバレーボール東京都大会、
いろんな意味で心と脳みそが揺り動かされ、
いまだにしびれているような状態です。



楽学カフェで、みなさんがワールドカフェをやっている最中、
私とゴリも、二人ワールドカフェをやって、
赤木小で見てきたことをなんとか言葉にしようとつとめていました。
でもまだまだ「言葉にできない」部分もあり、
いましばらくしびれが取れるのに時間がかかりそうです。



日曜日はバレーボールなのに身体は疲れていません。
心が・・・



さてさて、今年もあとひと月です。
今年はいろんなことにチャレンジし、
へそだしてがんばってきました。
それにつきあってくれた子供たちとも、
あと数ヶ月でお別れです。
とってもとっても素晴らしい子供たち、
最後の最後まで共に歩んでいきたいと思います。



今日、二人の男の子がけんかをしたんですが、
話を聞いている最中に、三人で男泣きに泣いてしまいました。
けんかなのにね。
とても心を動かされた時間でした。
ありがとう。