unゲーム



ゴリから紹介してもらったanゲーム、
ちょろっと昨日放課後残っていた女の子たちとやってみみました。
ルールは簡単、カードを引いてそのカードに書かれていたお題に沿って、
カードを引いた人がおしゃべりするというもの。
引いた人以外は、ただひたすら「聞く」だけ。
うちのクラスの共通言語である「好意的な態度で聞く」も加えました。
質問も、自分に関する話もしちゃいけません。
(質問や自分に関する話をできるカードも中に入っています)



実に単純なゲームですが、
子供たちににはかなりおもしろかったようです。
ようするに日頃のおしゃべりや話し合いというものが、
実に多くの話者に対しての「妨害」があるということ。
直接的な言葉での横やりだけでなく、
態度や目線、振り等までが聞く側には注意が必要だということです。



さらに、カードに書かれたお題がいい。
答えやすい。
まずこれ。
これはたぶんに、このお題に関する回答が、
このゲームの目的なのではないということでしょう。
このゲームの目的は、話し方、聞き方、話し合いの方法、
果ては人間関係づくりまでいっちゃうんじゃないでしょうか。
傾聴のアクティビティとしては秀逸なつくりです。
次に、説教臭くない。
これ。
似たようなゲームに、「マックスウェルのマナー」っていうのを持っているんですが、
こちらはまさに、カードの書かれているお題がゲームのねらい。
非常に道徳的、社会的な回答を求められます。
ソーシャルスキルレーニングみたいなもの。
それにくらべれば、実に子供たちにとってはとっつきやすい、
きわめてシンプルで、楽しいゲームだと思います。



またいくつか買って、全体でやってみたいなと思いました。


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アンゲーム ポケットサイズ (The ungame: Pocket Size) 子ども向け J1315

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ちなみに「マックスウェルのマナー」はこちら

http://www.meltcom.co.jp/seihin/max/html/max.htm